【第13回】お金にも「属性」がある?! 3色で守り育てるマネーRPG
当コラムでは、等身大の運用のお話を共有したいとおもいます!
お金に「属性」がある?!色分けは資産運用の基本
「お金に色をつける」と聞くと、紙幣のデザインをイメージするかもしれません。
100ドルは赤色で、50ドルは緑色で、20ドルは青色…
というわけではなく資産運用においての色分けとは、お金を「使う」「守る」「増やす」という3つの役割(目的)ごとに分ける手法を指しますが、ご存じでしたか。
実は、お金の管理が得意な人ほど、この「属性」をきっちり整理しています。
ちなみにオーストラリアではこの属性分けができない方が多いらしく、Weekly Pay(週給)制度があるようです。
ゲームで例えるなら、装備やパーティを整えるようなものです。
今回は、本日から実践できる「3つの色で資産を守り育てるマネーRPG」を紹介します。
赤色:日常を守る「使うお金」(HP)
生活費や近いうちに使う予定があるお金です。
- 役割:毎月の家賃、食費、公共料金、数ヶ月以内のイベント費用など
- 目安:月々の生活費の「約1〜3ヶ月分」保有するのがベター
- 管理場所:出し入れがスムーズな普通預金口座
ゲームで言うなら「回復薬」や「現在のHP」。ここが途切れると生活という冒険がストップしてしまうため、常に一定量を維持しておく必要があります。
黄色:緊急時に備える「守るお金」(盾・防御具)
急なトラブルや数年後の大きなライフイベントに備えるお金です。
- 役割:突然の病気や怪我の医療費、車や家電の買い替え、数年後の教育費など
- 目安:月々の生活費の「約半年〜2年分」
- 管理場所:元本割れのリスクがない定期預金や個人向け国債
敵の予期せぬ強力な攻撃から身を守る「盾」の役割を果たします。「減らないこと」が最も重要なため、増やすことよりも安全性を最優先にします。
青色:未来を切り開く「増やすお金」(武器・魔法)
当面使う予定がなく、じっくり育てていくお金です。
- 役割:老後資金や10年以上の長期的な資産形成
- 目安:「使うお金」と「守るお金」を確保した残りの余剰資金
- 管理場所:投資信託や株式、海外保険などを活用した長期投資
未来の自分を助けるための「強力な武器」です。一時的に価値が変動するリスクはありますが、時間を味方につけることで効率よく資産を増やしてくれます。
まずは自分の「冒険の持ち物」をチェック!
資産管理の第一歩は、現在の貯金をこの3つの色に振り分けることから始まります。


「増やすお金(青色)」を焦って用意する必要はありません。
まずは「使うお金(赤色)」と「守るお金(黄色)」という土台(防具)をしっかり固めることが、安心して投資(攻撃)に向かうための最重要ポイントです。
あなたのお財布や口座は、今どんな色のバランスになっていますか?
まずは銀行口座を分けることから、マネーRPGをスタートしてみましょう!
まとめ
- 資産を「使う・守る・増やす」で色分け
- 赤色は生活費など日常を守る資金
- 黄色は緊急時や数年後の備え資金
- 青色は長期投資で未来を切り開く資金
- まず赤と黄を確保し土台を固める
- 銀行口座を分けて色分けを実践開始
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筆者プロフィール
二十八 智大
- Insurance110香港所属
- 110Financial Support認定FP
2020年に香港へ渡り、翌年に香港の保険と出会ったことをきっかけに金融の道へ。2022年にInsurance110へ入社し、海外在住者へ「なぜ運用や投資が大事なのか」をわかりやすく伝えることを大切に活動中。海外FPとしての視点と、保険仲介人資格(Paper1・3)を活かした実務的な提案が強み。高校時代は、名門高校野球部所属の元甲子園球児!















