【第11回】まもなく開幕!夏の甲子園にみる「リアルなお金事情」と運用の重要性
今回は、私、元甲子園球児が「甲子園出場校のお金事情」についてご紹介します!
既に夏休みが始まっていますが、皆さまは甲子園予選を戦う母校の応援をされましたでしょうか。
お仕事やお子様のケアで忙しく、「まったく高校野球を見る余裕がなかった」という方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、知るとついつい応援したくなる(そして少し考えさせられる)、甲子園にまつわる「リアルなお金事情」についてご紹介します。
部活動にかかる遠征費の現実
中学生や高校生のお子様がいらっしゃる方は既にご存じかと思いますが、スポーツや習い事での遠征には、想像以上に費用がかさむものです。
競技によっては高額な道具の購入が必要となり、それだけでもご家庭の金銭的負担は小さくありません。
その中でも、一段とお金がかかると言われているのが高校野球の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)です。 北海道から沖縄まで全国の代表校が集まりますが、勝ち進めば勝ち進むほど宿泊費や食費などが積み重なり、シビアな金銭的問題が浮き彫りになってきます。
ちなみに、甲子園で「1試合」戦うだけで、一体どれくらいの費用が必要になるかご存じでしょうか。
夏の甲子園における驚きのコスト感
例えば、部員30人の野球部が兵庫県内の旅館やホテルに2週間ほど滞在したとします。
これだけで、宿泊費・食費として約600万円が必要です。
さらに現地での移動費(貸切バスなど)で約120万円、コインランドリー代や補食などの雑費で60万〜100万円ほどがかかります。
つまり、野球部本体の遠征だけで概算800万円ほどの資金が必要となるのです。
さらにここへ、ブラスバンドや在校生を含む大応援団が現地へ駆けつけるとなると、
全体で2,000万〜3,000万円もの巨額な費用に膨れ上がります。
実際にお聞きした話ですが、勝ち進むほどに費用がかさむため、後半になるにつれて遠征先での食事のグレードが少しずつ落ちていった旅館もあったとか……。
「寄付頼み」から「資産運用」で備える時代へ
甲子園への出場が決まると、部員の保護者や学校関係者は一斉に寄付金の集金活動を始めます。
地元企業様や学校のOB・OGをはじめ、多くの方々から応援の寄付をいただくためです。
また最近では、寄付が十分に集まらなかった学校がクラウドファンディング(CF)を活用し、全国から広く支援を募るケースも増えてきました。
もちろん、温かい寄付金をお預かりすることは大変ありがたいことです。
しかし、これからは「その場限りの寄付頼み」から一歩進み、出場を見据えてあらかじめ準備しておく「資産運用」の体制へと、個人・部活動・そして学校全体が変化していくべき時期に差し掛かっているのかもしれません。
甲子園に限らず、スポーツアクティビティ全般で「活動費」の問題は頭がイタイものですよね。
まとめ
- 高校野球の遠征費は想像以上に高額
- 甲子園滞在は宿泊・食費だけで数百万円
- 移動費や雑費を含めると総額は約800万円
- 応援団を含めると数千万円規模に膨らむ
- 寄付やCFで資金を集める学校が増
- 今後は寄付頼みから運用が重要に?!
無料オンラインセミナー開催中
お申込はコチラから!


筆者プロフィール
二十八 智大
- Insurance110香港所属
- 110Financial Support認定FP
2020年に香港へ渡り、翌年に香港の保険と出会ったことをきっかけに金融の道へ。2022年にInsurance110へ入社し、海外在住者へ「なぜ運用や投資が大事なのか」をわかりやすく伝えることを大切に活動中。海外FPとしての視点と、保険仲介人資格(Paper1・3)を活かした実務的な提案が強み。高校時代は、名門高校野球部所属の元甲子園球児!















