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【第22回】香港で、自分の価値を仕事にする—マキコの実録コラム

夫の香港駐在をきっかけに、自身のキャリアを再構築しようと決意したマキコさんの香港で個人事業主として奮闘する日々を綴る実録コラム。
海外で働くことに不安を感じている方、日本での経験が通用するのか悩んでいる方にとって、リアルな体験談はきっと参考になるはずです!

目次

【第22回】香港で仕事をしていくには?まず知っておきたいこと

香港で仕事をする、といっても相手によって全然違う

今回から、「香港で仕事をしていくためのコツ」というテーマで、お話していきたいと思います。

香港で仕事をする、と一口にいっても、どんな方が自分のお客さんになるのか、でやり方は全然違います。

私はありがたいことに、香港の法人や団体、香港の個人、そして、香港の日系企業や香港在住日本人、と、それぞれパターンが異なるお仕事をさせてもらうことができました。

そして、香港と日本では、仕事のやり方、進め方は全然違います!

一つ一つ体験するごとに、

「えっ!これってどうなる???」
「えっ!これってどうする???」

が起きる。

そのおかげで、多少のことではビクともしない柔軟な対応が身につき、回を重ねるたびに、たくましく(笑)成長できた気がしています。

そんな私が経験してきた「香港で香港人とお仕事をする」という話を、今回から少しずつお伝えしていこうと思います。

私が香港で経験した、いろいろなお仕事のカタチ

今まで、香港人のお客様とお仕事をさせていただいた内容を、改めてカテゴリー分けしてみました。

以前、コラムに書いた日系文具メーカーのA社は日本の企業なので、以下のカテゴリーには含まれません。

今回は、あくまでも香港人の運営、もしくは香港人の方からいただいたオファーです。

日系文具メーカーA社との記事はコチラ!

カテゴリー別に見る、香港人とのお仕事のカタチ

  • 商業施設
    ショッピングモール/デパート
    → 販促イベント(お買い上げ特典の筆文字カード制作)/デモンストレーション
  • マルシェ・販売イベント(出店オファー)
    ウィークエンドマルシェ
    → 作品販売
  • 公的支援を受ける福祉・教育施設
    学童施設/職業訓練校/高齢者施設
    → ワークショップ
  • 私立学校
    → 先生向け&学生向けのレッスン/ワークショップ
  • 民間の店舗・スクール
    リラクゼーションカフェ/香港人向け日本語学校
    → ワークショップ/レッスン
  • 個人のお客様
    個人で縁Joyアートを習いたい方
    → 個人レッスン/資格取得レッスン

改めて書き出してみると、それにしても、いろんな経験をさせてもらいましたねぇ、ホント。

ただただ、ありがたい💗その一言に尽きます。

では、なぜ私のところにこうした仕事のオファーをいただけたのでしょうか。

振り返ってみると、きっかけの一つはSNSだったのかな、と思っています。

振り返ってわかった、オファーにつながるきっかけ

2018年10月から1555日。(4年と3ヶ月)

私は毎日欠かさず、フェイスブックとインスタに作品を投稿していました。もちろん、年末年始も休まず投稿です。

当時のSNS事情を振り返ってみると、日本ではすでにインスタも少しずつ広まっていた頃でしたが、香港では90%以上(あくまでも私個人の感覚です)の香港人がフェイスブックを使うのが主流でした。

2017年に香港に来て、ようやく香港生活にも一通り慣れ、少し時間に余裕ができた私は、作品を1枚書いて、写真を投稿する。

それを毎日続けることにしたのです。

あの当時は、リールとか動画投稿もなかった時代。

私の人生で、こんなにコツコツ続けたことは、後にも先にもなかったです。

とはいえ、最初の頃は全く反応がありませんでした。

それでも続けていると、3ヶ月を過ぎたころ、香港人の個人のお客様からDMが届きました。

「レッスンできますか?」「はい、もちろん♪」  ※ 実際には、ここまで軽いやり取りはしていません

そこからです。

香港人の個人の筆文字レッスンが口コミで広がり、そこからまた次の方へとつながっていきました。

口コミが広がることでフォロワーも増えて、あっという間にレッスンが増えていく。そんな流れができたんです。

振り返ってみると、毎日続けていたSNSが、オファーにつながるきっかけの一つになっていたんだと思います。

コツコツって、やっぱり大事なんですね。

SNSがあるだけでは進まない?!

ところが、個人のレッスンはSNSだけでよかったんですが……。
香港の企業(商業施設)や福祉・教育施設などとの仕事は、SNSだけじゃダメなんです。

もちろん、オファーをいただくきっかけの一つはSNSです。

でも、それだけでは最終決裁でNGになる。

企業や施設とのやり取りの中で、毎回のように「あるもの」を確認されることで、

私はその重要性にだんだん気づいていきました。

ちなみに、BR(Business Registration)のことではありません。
もちろんBRの確認もありますが、BRは香港で仕事をする以上、持っていることが大前提です。

BR登録に関する記事はコチラ!

私が「こんなに重要だったんだ!」と後から気づいたのは、別のもの。

私はたまたますでに持っていたので、「持っています」の確認だけで済みましたが、

「もしかして、これがなかったら決まらなかったってこと?」

と後から気づいて、本当にドキドキしました。

危ない、危ない。持っていて本当によかった~。

そうなんです。香港で企業や施設と仕事をするためには、必ず必要なものがあるんです。

そのお話は、また次回に続きます。

まとめ

  • 香港での仕事は相手層で進め方が大きく変わる
  • 商業施設から個人まで多様な仕事経験を得た
  • SNS投稿の継続がオファーのきっかけになった
  • 口コミで香港人のレッスン依頼が広がった
  • 企業・施設との仕事はSNSだけでは不十分
  • 香港での法人案件には必須の確認事項がある

次回は、2026年8月28日公開予定です!

筆者プロフィール

中川麻紀子

東京生まれ。転校9回の子ども時代を通じて、人との関わり方や新しい環境への適応力を自然と身につける。飲食業や営業職を経て、チーズとワインの世界に魅了され、ソムリエとチーズプロフェッショナルの資格を取得。講師としても活動する中で、「伝えることの楽しさ」に目覚める。夫の香港駐在を機に退職し、未知の海外生活へ。語学が苦手で、仕事もない状況からのスタートだったが、奇跡の出会いをきっかけに、香港の人々とつながれる新たな仕事を見出して起業。現在、香港在住9年目。

  • 縁Joyアート® 代表
  • きらめく漢字アート海外認定校 代表
  • 友禅和紙クラフトインストラクター
  • 切り紙パステルアート®インストラクター
  • ワインソムリエ
  • チーズプロフェッショナル(チーズソムリエ)
  • 静岡英和学院大学非常勤講師(チーズ講座)

Instagram :  @studiomk85


香港では、ワーキングビザを取得した家族がスポンサーとなって「配偶者ビザ」を取得した人は、現地での労働が可能です。ただし、駐在員を派遣する企業によっては帯同家族の就労について取り決めがある場合もあります。当コラムを参考にされる場合は、ご注意ください。

過去記事はこちら!

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この記事を書いた人

香港在住4年。プリンに乗ってるカラメルが好き♪

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