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【第18回】香港で、自分の価値を仕事にする—マキコの実録コラム

夫の香港駐在をきっかけに、自身のキャリアを再構築しようと決意したマキコさんの香港で個人事業主として奮闘する日々を綴る実録コラム。
海外で働くことに不安を感じている方、日本での経験が通用するのか悩んでいる方にとって、リアルな体験談はきっと参考になるはずです!

目次

【第18回】カギ渡し後も続く、オフィス開設までのプロセス

無事に契約が終わった前回。

ここからようやく、オフィス開設の準備に取り掛かります。

前回記事はコチラ!

まず、鍵の交換。

今まで借りていた人と同じ鍵を使うわけには防犯上危ないので、新しいカギを業者さんに頼んで取り付けてもらいます。

電子キーなど、ハイテクな鍵の方が安心、安全ではありますが、そこまでお金をかける必要はないかな、とカギを2つ取付けることでよしとしました。

続いて、レッスンに必要なテーブル、いす、教材や道具を置くための棚など。

オフィスの中で使うもの、必要なものをリストアップしていきました。

ここで力を発揮してくれたのが、夫でした。夫はお店を作る系の仕事をしているので、設計図は得意分野。

簡単な図面を書いてくれて、オフィスのサイズに入る机や棚のサイズも計算してくれたのです。

私は何センチとか、何ミリとか、きっちり、しっかり測るのも結構苦手なざっくりタイプ。

こういうところが得意な夫で、本当に助かりました。

家具の組み立て地獄にハマる

必要なものが決まったら、さっそくイケアへ。テーブル、いす、棚、レッスン用のワゴンなど、必要なものをまとめ買い。

夫がオフィス開設記念として、家具はプレゼントしてくれたのもうれしかったです。

配送手続きまで完了して、無事にオフィスへお届け。ここで大きくミスったのは…

「自分たちで組み立てます」にしてしまったこと。

夫と二人がかりでもちろん全部組み立てましたけど、結局丸1日かかってしまいました…

家の小さな棚やワゴンとは違って、オフィスで使う机や棚は大きいし、ネジ止めがとにかく大変で。

人の手回しドライバーでは全然スピードが追いつかないし、力もいる。

途中で慌てて、電動のネジ回しを買いに行くことになり、そこでかなり時間をロス。

しかも、家具の移動も、夫と二人では重たい、重たい💦

「イケアって、自分でもできる設計になっているから、私たち2人がかりなら、余裕でササっとできるよね~」

くらいののんきな見込みだったのですが、途中から気が遠くなるくらい大変な作業でした。

終わったあとは、放心状態…それでも、なんとか無事に家具も整いました。

保険加入で得た安心感

家具が決まってさぁスタート!

と思いきや、ここで香港人の友達からアドバイスをされたのが、

オフィスの保険。

香港は治安がいいので、(なんなら日本よりも治安がいいかも?)というくらい安心、安全なところではあるのですが、
やはり、レッスンをするのに不特定多数の人が出入りします。

そこで、以下に備え、保険加入を決めました。

  • オフィスの盗難
    (高価なものはないけど、画材がまとまるとそれなりの金額になるので)
  • 天変地異による破損の保証
    (香港は台風で窓ガラスが割れたりするので、その時の備えです)
  • レッスンに来てくれた生徒さんがケガをした時の備え
    (ハサミなど危ない道具は使いませんが、ウッカリ転んで頭を打ったりした時の備えです)

結果的に、一度も保険を使うことなくここまで来てしまいましたが、保険ってそもそも安心料。

年間2,000ドル、とお安い金額ではありませんが、保険に加入したことで、もう何が起きても大丈夫、という心の底から安心を得られたのは事実です。そう思えば安いものですよね。

保険にも無事に加入し、オンライレッスンを想定したWi-Fiもレンタル。

これでようやくすべて整いました!

ついに、オフィスでレッスンができるようになったのです。

駅近オフィスが生んだ変化

オフィスでレッスンを始めてからは、申し込みした生徒さんから「ここは遠いから行きたくない」

と言われることが、一切なくなりました。なんなら、「ここは便利ですっごくいいね~」と褒められるように

駅から近いことで、場所を間違えた、レッスン時間に間に合わない、などのトラブルもほとんどなくなり、
香港在住の日本人の方でも安心して来てもらえる場所になりました。

本当にありがたい場所を借りられたと思っています。

最初は1年契約で様子を見ようと思っていたオフィス。

少し家賃は上がりましたが、5年経った今も借り続けていて、香港での私のお気に入りの場所のひとつです。

4回に渡ってお届けしてきた「オフィス編」、ようやく次のお話に移ります。

次回は、香港で税金を払う?払わなくていい?というお話です。

まとめ

  • 契約後すぐに鍵交換で防犯強化
  • 家具選定は夫の設計図で効率化
  • イケア家具組立で丸1日消耗
  • 電動工具購入で作業時間を短縮
  • 保険加入で盗難・災害・事故に備え
  • 駅近立地で生徒の通いやすさ向上

次回は、2026年7月3日公開予定です!

筆者プロフィール

中川麻紀子

東京生まれ。転校9回の子ども時代を通じて、人との関わり方や新しい環境への適応力を自然と身につける。飲食業や営業職を経て、チーズとワインの世界に魅了され、ソムリエとチーズプロフェッショナルの資格を取得。講師としても活動する中で、「伝えることの楽しさ」に目覚める。夫の香港駐在を機に退職し、未知の海外生活へ。語学が苦手で、仕事もない状況からのスタートだったが、奇跡の出会いをきっかけに、香港の人々とつながれる新たな仕事を見出して起業。現在、香港在住9年目。

  • 縁Joyアート® 代表
  • きらめく漢字アート海外認定校 代表
  • 友禅和紙クラフトインストラクター
  • 切り紙パステルアート®インストラクター
  • ワインソムリエ
  • チーズプロフェッショナル(チーズソムリエ)
  • 静岡英和学院大学非常勤講師(チーズ講座)

Instagram :  @studiomk85


香港では、ワーキングビザを取得した家族がスポンサーとなって「配偶者ビザ」を取得した人は、現地での労働が可能です。ただし、駐在員を派遣する企業によっては帯同家族の就労について取り決めがある場合もあります。当コラムを参考にされる場合は、ご注意ください。

過去記事はこちら!

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この記事を書いた人

香港在住4年。プリンに乗ってるカラメルが好き♪

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