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【香港UPDATE】2026年5月26日

香港初の宇宙飛行士が宇宙へ

中国は2026年5月24日午後11時8分(日本時間)、酒泉衛星発射センターから有人宇宙船「神舟23号」を打ち上げました。今回のミッションには、指令長の朱楊柱氏、操縦士の張陸氏とともに、香港出身者として初めての宇宙飛行士となる黎家盈(ライ・カイン)氏が搭乗しています。

黎氏は1982年生まれの43歳で、3人の子供を持つ母親です。香港大学でコンピュータサイエンスの博士号を取得後、香港警察の技術サービス部門でIT専門家として勤務し、警視(Superintendent)の階級にありました。2022年に開始された第4期宇宙飛行士選抜において、約120名の香港人候補者の中から唯一選出され、1,700時間を超える過酷な訓練を経て、今回の任務に臨んでいます。

黎氏の任務は載荷専門家(ペイロードスペシャリスト)として、天宮宇宙ステーションで様々な科学実験を行うことです。特に、香港科技大学が開発した温室効果ガス観測装置「天韻カメラ(MUSICO)」の操作を担当し、香港の研究成果を香港人が宇宙で運用するという「香港研究、港人操作」の歴史的瞬間を実現させます。

中国証券当局 富途へ巨額罰金

中国の証券当局は、オンライン証券大手の富途控股(フートゥー)などが国内で無許可の証券業務を行っていたとして、約23億人民元の罰金と違法所得の没収を科しました。同社はこれまで、厳格な資本規制下にある内陸部の個人投資家に対し、香港株や米国株の取引を「グレーなルート」で仲介し急成長してきましたが、当局はこれを無免許の違法経営と断じ、一斉摘発に踏み切りました。

この発表を受け、米国市場での富途の株価は約28%急落しました。創業者の李華氏も個人罰金を科されたほか、株価暴落により1日で約2700億円の資産を失っています。

今後2年間は移行期間とされ、既存の内陸部顧客は資産の売却と引き出しのみが可能となり、期間終了後にサービスは全面停止されます。一方で、当局公認の投資ルートである「港股通(香港株接続制度)」などは引き続き利用可能であり、投資家にはこれら合法的な手段への移行が求められています。当局は、投資家保護を優先しながら違法な取引を完全に遮断する方針です。

長洲まんじゅう祭り 深夜の激闘の末終了

香港・長洲島で行われる伝統行事「包山嘉年華2026」のハイライト「長洲饅頭節(まんじゅう祭り)」の決勝が5月25日未明、長洲島で行われました。約1,650人の観客が熱視線を送る中、予選を勝ち抜いた12名の選手がまんじゅうの山を登り、3分間で獲得したポイントを競い合いました。

男子の部は郭嘉明さんが999点で優勝、女子の部は龔子珊さんが760点で制しました。また、計177個の饅頭を獲得した馬学銘が「代代平安奨」に輝きました。招待チームによるリレー競技では、深圳の登山協会がトップでゴールしました。深夜の激闘を制した新たな「まんじゅう祭りの王・女王」の誕生に、会場は大きな熱気に包まれました。

李嘉誠基金 肝臓がん患者に治療支援

李嘉誠基金会は医療援助プログラムである「愛能助」(Love Can Help)に、ヒストトリプシー治療を新たに追加し、対象となる肝臓がん患者200名にこの治療を提供すると発表しました。

ヒストトリプシーは、手術による切開を一切行わずに、体内の腫瘍を物理的に破壊する治療法で、全身麻酔下で超音波画像を用いて、リアルタイムに腫瘍の場所を特定、モニタリングしながら治療します。今回のプログラムは香港中文大学病院、グレンイーグルス病院、香港サナトリウム病院の3施設と協力して実施され、患者は病院の診察料を除き5万香港ドルで治療を受けることができます。

今回新たに追加となった背景には、保険適用外のためにこの手術を受けられない患者から、李嘉誠氏へ直接手紙が寄せられたという経緯があります。「愛能助」(Love Can Help)は、2019年にこの医療プログラムを開始して以来、恵まれない境遇にある人々、医学生、視覚障害者、障がい者、自閉症の子ども、高齢者、貧困家庭など、約7万人に2億香港ドル以上を支援しています。

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