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【第3回】 ”運動オンチ”と”お金オンチ”
👩「うちの子、 “お金オンチ” で心配…」?!
Insurance110の近藤です。
私は子供のことから運動が苦手で、他の人は簡単にできる運動でも何十回、何百回と練習しないと出来ないタイプの子供でした。
運動神経に遺伝の要素があるのかどうなのかはわかりませんが、子供が運動オンチだと心配になる親御さんも多いのではないでしょうか。
しかしながら「うちの子、“お金”オンチで心配…」とは聞いたことはありません。でも実は、後者のほうがよっぽど深刻かもしれません。

運動オンチとお金オンチのデメリットを比べてみましょう!
運動オンチの人生への影響
体育の授業で鉄棒ができない、球技が苦手、マラソン大会では毎年最後尾…確かに学生時代は肩身が狭いかもしれません。でも大人になれば?
- 運動が苦手でも、一流のビジネスパーソンになれる
- スポーツができなくても、素晴らしい芸術家になれる
- 体力に自信がなくても、頭脳で勝負できる分野は無限大
つまり、運動オンチは人生の一部に影響するだけ。迂回路はいくらでもあります。
お金オンチの人生への影響
一方、お金オンチはどうでしょう?
- 老後資金が足りず、70代でも働き続ける羽目に
- 無計画な借金で家族に迷惑をかける
- 投資詐欺に引っかかり、貯金を一瞬で失う
- 子どもの教育費が準備できず、可能性を狭める
お金オンチは人生の土台そのものを揺るがします。しかも、その影響は自分だけでなく家族全体に及ぶのです。
実は遺伝する?お金オンチ
香港在住の皆さんは海外生活で様々な金融環境に触れる機会があるはず。この環境を活かさない手はありません。
実は「お金感覚」は「味覚」と似ています。あなたの実家の「おふくろの味」が基準になるように、子どもの金銭感覚もあなたをお手本にして形成されます。例えば…
- 「お金の話はしないもの」という家庭で育った子は、お金について学ぶ機会を逃します
- 「お金=悪」と教えられた子は、お金との健全な関係を築けません
- 「欲しいものはすぐ買ってもらえる」環境の子は、計画性を身につけられません
そして驚くべきことに、この金銭感覚は将来のパートナー選びにも無意識に影響します。似た金銭感覚の人を選ぶ傾向があるため、お金オンチの連鎖が起きるのです。
20代・30代からできる財布トレーニング
- 自分自身がお金について学び、正しい知識を身につける
- 学んだことを実践してみる
- お金の話を「タブー」にせず、家族とも話し合う機会を作る
香港という国際金融都市で暮らす特権を活かし、グローバルな金融リテラシーを身につけましょう。運動は苦手でも、お金だけはオンチにはならない!これからの時代に必要なスキルですね。
まとめ
- お金オンチは人生全体に影響する
- 金銭感覚は親から自然と受け継ぐ
- 運動オンチは成長後の影響が限定的
- お金音痴は老後や家族にも被害が及ぶ
- 金銭教育は家族との対話から始まる
- 正しい知識と実践で改善は可能
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