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【第30回】香港生活の安全術!盗難・リスク対策のリアルガイド

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【第30回】ただの蚊じゃない!香港の最凶吸血バエ「蠓」は皮膚を切り裂く!?

香港の夏、屋外で「小さな蚊に噛まれた」と思ったら、あとから猛烈な痒みに襲われた経験はありませんか?

現地で「蚊仔(マンジャイ)」とひとくくりに呼ばれがちな小さな虫。実はそれ、ただの蚊ではなく、現地で「蠓(マーン)」や「蚊滋仔(マンジージャイ)」と呼ばれるヌカカ(吸血バエの仲間)かもしれません。

蚊とは違う!皮膚を「切り裂く」恐怖の吸血法

蠓の最大の恐ろしさは、その吸血方法にあります。スマートに針を刺す蚊とは違い、なんと皮膚をハサミのような口でジョキジョキと切り裂き、にじみ出た血をすするのです。 皮膚組織が物理的に破壊されるため炎症が激しくなり、蚊とは比較にならない「猛烈な痒み」を引き起こします。傷口が荒れるため化膿しやすく、長期間にわたり茶色い痕が残りやすいのもこのためです。
また無意識時には気が付きにくいですが、自分の肌に留まったヌカカを観察すると、切られた瞬間は結構痛みを感じます。

香港のTV「TVB」で特集された「蠓」被害の実態。動画によると、ヌカカは草が生える場所、湿った土がある場所に生息しているのだとか。

網戸もすり抜ける「1ミリの刺客」

 体長はわずか1〜4mm。黒い砂粒のようで目立たず、一般的な網戸なら簡単にすり抜けます。高層階の室内でも油断は禁物です。公園の植え込みなど湿気のある日陰に群生し、風に乗って移動します。この場合網戸に虫除けスプレー散布が効果的です。

対策の落とし穴:「蚊用」は効かない?

一番の注意点は、一般的な「蚊(Mosquito)」専用の虫除けでは効果がないケースが多いことです。現地の薬局で選ぶ際は、アロマ系を避け、パッケージに「蠓」の文字があるもの、または「DEET(ディート)」や「イカリジン」が高濃度に配合された製品を選んでください。

蚊よりも小さく素早くて倒しにくいのが難点

行動範囲は狭いですが、小さくてもハエ並みの回避力と機動力があるので大変厄介です。

蠓は口器が短いため「服の上からは噛めない」という弱点もあります。

長袖長ズボンで肌をガードし、万が一被害に遭ったら絶対に掻かず、すぐに冷やしてステロイド系の塗り薬で早めに対処しましょう。正しい知識でリスクをコントロールし、香港の夏を安全・快適に!

Mr. イワミ

屋外では薄手の羽織を持参するようにしましょう!

まとめ

  • 蚊ではなく吸血バエ「蠓」
  • 皮膚を切り裂き血を吸う
  • 痒み・炎症が蚊より激しい
  • 網戸をすり抜ける微小サイズ
  • 蚊用虫除けは効果が薄い
  • 掻かず冷却・薬で早期対処

次回は7月6日 公開予定!

<著者プロフィール>

Mr. イワミ

香港とアジアの文化に携わりながら、警備のプロとしてリスクを未然に防ぎ安全を守る仕事をしています。
仕事の合間には街を歩いて香港の環境と状況を観察するのが楽しいです。

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この記事を書いた人

香港とアジアの文化に携わりながら、警備のプロとして安全を守る仕事をしています。

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