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【2026年5月12日】香港UPDATE

中東・トルコの大手銀行 香港進出加速

中東およびトルコの大手銀行が、香港での事業拡大や新規参入を加速させています。アラブ首長国連邦(UAE)最大のファースト・アブダビ銀行(FAB)が拠点を拡張するほか、トルコ最大手の民間銀行、トルコ・イシュ銀行も初の香港進出を計画中です。

UAEのマシュレック銀行は、2026年第3四半期に中環(セントラル)の長江センターIIへ移転し人員を増強します。また、オマーンのソハール・インターナショナル銀行も代表事務所の開設承認を受けました。これら各行は中国本土との接続性を重視し、貿易金融や資産管理を強化する方針です。さらに、UAE中央銀行は香港の債券決済システム「CMU」に正式加入し、金融インフラ面での連携も深まりました。

背景には、地政学的緊張から投資先をアジアへ分散させる動きがあります。2025年末時点で香港のファミリーオフィス数は3,380を超え、中東資本の流入が加速しています。香港金融管理局(HKMA)の余偉文総裁は、香港が中国・アジア市場への主要なゲートウェイであると強調しています。

参考URL: https://www.hkma.gov.hk/  (香港金融管理局)

香港、飲食店の犬同伴許可申請開始

香港食物環境衞生署(FEHD)は、飲食店への犬の同伴を許可するライセンス申請を2026年5月18日より開始すると発表しました。早ければ2026年7月月中にも、許可を受けた店舗で愛犬との食事が可能になります。

第一段階の申請枠は1,000軒限定で、面積20平米以上の店舗が対象です。安全上の理由から、火鍋や焼肉、鉄板焼きを提供する店舗は対象外となり、許可店舗であっても卓上での調理や加熱は禁止されます。飼い主には、1.5メートル以内のリード着用や犬をテーブルに乗せないこと、人間用の食器を共有しないことなどが義務付けられます。12ヶ月以内に3回の違反警告を受けると許可が取り消される厳格な運用となります。業界内では客層拡大への期待の一方で、清掃やトラブル対応など運営上の課題も指摘されています。

今回の改正は、30年以上続いた「犬の入店禁止」を緩和するもので、公衆衛生の維持とペット同伴ニーズの増大という社会背景に応える狙いがあります。

GAC 4月の自家用車販売で首位獲得

香港運輸署の最新統計によると、2026年4月の自家用車初度登録台数において、中国のGAC(廣州汽車集團)合計1,646台を販売し、現地の市場シェアで第1位を獲得しました。

内訳は、バッテリー電気自動車(BEV)が1,596台、プラグインハイブリッド車(PHEV)が50台です。これに先立つ2026年3月にも、卸売台数が2,000台に迫り、登録台数ランキングで過去最高の3位を記録するなど、好調を維持しています。

廣州汽車集團は1955年に自動車部品メーカーとして創立し、1985年にプジョーと合弁、2005年に持株会社化、2010年に自社ブランド「トランプチ」を開始した自動車大手です。香港では「AION V」など6つの主要モデルを導入しており、急速に市場を拡大しています。

北アルプス奥穂高岳で香港人男性遭難

岐阜県高山市の北アルプス奥穂高岳にて、香港出身の男性2名が遭難し、うち22歳の男性1名の死亡が確認されました。同行していた30歳の男性は無事救助され、命に別条はありません。

2026年5月5日、標高3163メートルの難所「ジャンダルム」付近で、長野県防災ヘリが2名を発見・救助しました。30歳の男性は意識がある状態で搬送されましたが、22歳の男性はその後死亡が確認されました。 現場は気温が極めて低く、発見時、遺体は衣服が氷に張り付いた状態であったといいます。

両名は2026年5月1日に岐阜県側から入山し、長野県の上高地へ向かう計画でしたが、5月3日に悪天候のため行動不能となり、自ら通報していました。

XG香港公演日程変更 交流助成除外も

香港政府が日本との公的な交流や助成を相次いで停止しています。2026年5月には、NGO主催の交流事業への助成対象から初めて日本を除外したことが判明。文化面では、日本のグループXGが香港公演の日程を2026年7月31日から8月2日に変更しました。当初の日付が旧日本軍の「731部隊」を連想させると中国のネット上で批判を受けたためです。

背景には、昨年11月から続く高市早苗(高市早苗)首相の「台湾有事」をめぐる発言への中国側の強い反発があります。香港政府は中国の対抗措置に追随しており、教育やエンタメの現場でも日本との緊張が高まっています。

旺角・朗豪坊で嘉頓のポップアップ

旺角の商業施設「朗豪坊(ランガムプレイス)」にて、香港の老舗食品メーカー「嘉頓(ガーデン)」による期間限定ポップアップイベントが開催されています。

2026年4月30日から2026年5月31日まで開催される本イベントでは、地元ブランド「GROCERY」などとのコラボレーションによる限定ストリートウェアが販売されています。また、「ブレッド・ソムリエ」体験として、嘉頓のパンと「梅菜扣肉(豚バラ肉と高菜の蒸し物)」などの料理をペアリングしたユニークなメニューも提供。さらに、LP CLUB会員向けに、同施設内での当日購入条件を満たすことで、アイコニックな製品のぬいぐるみが当たるカプセルトイへの参加も可能です。

参考URL:https://www.langhamplace.com.hk/happenings/langham-place-garden-every-bite-tells-a-story

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