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【第14回】香港で、自分の価値を仕事にする—マキコの実録コラム

夫の香港駐在をきっかけに、自身のキャリアを再構築しようと決意したマキコさんの香港で個人事業主として奮闘する日々を綴る実録コラム。
海外で働くことに不安を感じている方、日本での経験が通用するのか悩んでいる方にとって、リアルな体験談はきっと参考になるはずです!

目次

【第14回】HSBCは一発合格?

ダメ元で挑んだ口座開設

前回に続き、世界中に支店があるHSBCで口座が作れたらカッコいいのでは?!という動機からダメ元精神で気軽にトライしてみたお話です。

苦手意識が強かった英語インタビュー。その結果はいかに?!

前回の記事はコチラ!

もちろん準備は入念に。Hang Seng Bankで学んだ通り、書類は一式用意しました。香港ID、BRでの住所証明、税務署に提出した申告書、さらに念のためパスポートと領事館の婚姻証明。すべてを携えて、いざHSBCへ。

開設に選んだ支店は、今回も夫の会社の近く。もちろんその日に開設できるとは思っていませんでしたが、何かあった時に助けてもらえるように、という保険も兼ねてです。

窓口で「銀行口座を開設したい」と伝えると、「必要な書類はありますか?」と聞かれ、「はい、あります」と答えたら、そのまま手続きを進めてくれる様子。

えっ?今日、このままいけるの? 英語インタビュー、大丈夫???

心の中はドキドキしっぱなし。でもせっかくのチャンス、ここで引くわけにはいきません。

相手の一言一言を聞き漏らさないように、全集中です。

英語インタビューの意外な結末

担当者が来て、「どの口座を作りたいですか?」

「普通口座です」

「では、この書類に記入してください」

大丈夫、言われていることは理解できている。たまに聞き返すことはあっても、担当者さんも丁寧に説明してくれます。

これ、もしかしていける…?

インタビューはどうなるんだろう。別室に呼ばれるのかな…とさらにドキドキしていたら、そのまま同じ担当者さんから質問が。

香港に何年住んでいるの? → 6年です。

この口座は何に使うの? → レッスンの受講料を受け取ります。

「わかりました。では、ここにサインしてください」

ええええ?これで本当にOKなの?

心配になって「今日、口座作れるんですか?」と聞いたら、「Yes」。

うそ~~~~。信じられない!

では、あれがインタビューだったってこと?

別室に呼ばれて厳しくチェックされる、みたいなことは全然なく、拍子抜けするほどあっさり手続きが終了しました。

最初の入金は100HKDでOK。それを払って手続き完了。

銀行カードは2〜3週間後に自宅に届き、ATMでアクティベートすれば使えるようになります。

達成感とこれからの方へ

わっ、本当に作れた!!!めっちゃ感動する~~~。

支店を出たあと、じわじわと実感が湧いてきて、「やった~~~~」とジャンプしたい気持ちでした。

夫にはドヤ顔で報告。夫は、あんなに苦労した私がHSBCをそんなにあっさり作れるとは思っていなかったようで、かなり驚いていました。

こうして、香港で2つ目の銀行口座も無事に開設。プライベート用と仕事用で使い分けができ、さらに便利になりました。

1回目のあの苦労は何だったんだろう…と思いつつ、英語が少しは通じるようになったこと、自分ひとりでやり遂げた達成感。いろんな気持ちを味わわせてもらったHSBC開設でした。

最後に。今回の私はあっさり口座開設ができましたが、母国でない外国人が香港で銀行口座を作るのは本当に大変であることには変わりありません。情報収集と提出資料の準備は入念にして、臨むことをおススメします。

特にフリーランスの場合はなかなか申請すらできないことも多いですが、あきらめずに突破口を探すと道は開けていくと思います。

今回の私の場合は、BR登録、税申告、仕事の証明、そしてカンタンでも英語でのやり取りができたこと、すべての条件がうまく重なるとスムーズに進むということがわかりました。

これから香港で口座を作る方の参考になればうれしいです。

次回は、香港で外国人の私がオフィスを借りられるの?というお話です。

まとめ

  • ダメ元でHSBCに挑戦
  • 書類準備が成功の鍵
  • 英語インタビューは想定外に簡単
  • 当日口座開設が可能に
  • 2口座で生活と仕事が効率化
  • 条件が揃えば開設は現実的

次回は、2026年5月8日公開予定です!

筆者プロフィール

中川麻紀子

東京生まれ。転校9回の子ども時代を通じて、人との関わり方や新しい環境への適応力を自然と身につける。飲食業や営業職を経て、チーズとワインの世界に魅了され、ソムリエとチーズプロフェッショナルの資格を取得。講師としても活動する中で、「伝えることの楽しさ」に目覚める。夫の香港駐在を機に退職し、未知の海外生活へ。語学が苦手で、仕事もない状況からのスタートだったが、奇跡の出会いをきっかけに、香港の人々とつながれる新たな仕事を見出して起業。現在、香港在住9年目。

  • 縁Joyアート® 代表
  • きらめく漢字アート海外認定校 代表
  • 友禅和紙クラフトインストラクター
  • 切り紙パステルアート®インストラクター
  • ワインソムリエ
  • チーズプロフェッショナル(チーズソムリエ)
  • 静岡英和学院大学非常勤講師(チーズ講座)

Instagram :  @studiomk85


香港では、ワーキングビザを取得した家族がスポンサーとなって「配偶者ビザ」を取得した人は、現地での労働が可能です。ただし、駐在員を派遣する企業によっては帯同家族の就労について取り決めがある場合もあります。当コラムを参考にされる場合は、ご注意ください。

過去記事はこちら!

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この記事を書いた人

香港在住4年。プリンに乗ってるカラメルが好き♪

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