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【第13回】香港で、自分の価値を仕事にする—マキコの実録コラム

夫の香港駐在をきっかけに、自身のキャリアを再構築しようと決意したマキコさんの香港で個人事業主として奮闘する日々を綴る実録コラム。
海外で働くことに不安を感じている方、日本での経験が通用するのか悩んでいる方にとって、リアルな体験談はきっと参考になるはずです!

目次

【第13回】HSBCの口座開設にチャレンジしたい!

もう一つの銀行口座を作りたい

第3回、第11回、12回と、3回に渡って書かせていただいた、香港で初めて作った銀行口座は、大苦戦の末に作ることができました。仕事にも夫とのお金のやり取りにも本当に便利で、香港暮らしがめちゃくちゃ快適になりました。

今回は、私がもう一つ作れた銀行口座、HSBC銀行の口座が作れたお話です。

HSBCという高いハードル

HSBC銀行(以下HSBC)とは、香港上海銀行の略称(The Hongkong and Shanghai Banking Corporation)。
英スタンダードチャータード銀行、中国銀行(香港)と並ぶ、香港ドルの3大発券銀行の一つ。
現在はイギリス(ロンドン)に本社を置く世界最大級のグローバル銀行。

世界中に支店がある(日本にもあります)そんな銀行で口座が作れたら、なんかカッコよくないですか~~~?

ですが、HSBCで口座開設するのに一番高いハードル。それは、本人が銀行に赴いて、銀行担当者と英語のインタビューを突破する、というもの。銀行担当者からの英語インタビューに答えられないことがあると、即、口座開設は終了と聞いていました。

英語力には自信どころか、日常会話さえままならない私が…作れるわけがない…。

私がハンセンバンクの開設で悪戦苦闘していた頃、ちょうどマネーロンダリング対策のルールが世界的に厳しくなり、母国以外で外国人が現地に銀行口座を作るハードルが一気に上がった時期でした。そんなタイミングで、苦手な英語でインタビューを受けて突破しなければならないなんて…二重にも三重にも高い壁が立ちはだかっていました。

実は、それよりずっと昔は、HSBCで口座を作るのも簡単な時代がありました。通訳付きで、簡単なインタビューだけでサラっと口座が作れる、なんとも夢のような時代。日本在住の日本人向けに、香港でHSBC口座を開設するツアーまであったんです。

そういえば、私も誘われた気がする…。そして断った(笑)。

あの時行っていれば、こんなに苦労しなかったのにね。でもその当時は、外国に銀行口座を作る必要性も感じていなかったし、まさか香港で暮らすことになるなんて想像もしていませんでした。

ちなみに夫は、香港に赴任して1年目にさらっとインタビューを突破し、普通に口座開設していました。会社からの給与振り込みという大義名分があり、英語もできて、契約関係(公共料金の名義など)もすべて夫名義。銀行口座を阻む問題はすべてクリアで、本当にストレスフリーだったんです。

私は、英語力の問題が一番のハードルだったので、最初からHSBCはあきらめて、ハンセンバンク一択で右往左往していて、ようやく数年かかって口座開設にこぎつけたのでした。

それでも挑戦してみようと思えた理由

そんな私がHSBCを作ってみようと思い立ったのは、ハンセンバンクで口座が作れたこと、そして筆文字のレッスンを英語で行うようになり、少しは英語力が上がっているはず、ということでした。

さらに、もしインタビューが理解できなかったとしても、聞かれたことを覚えて次にチャレンジすればいい、という気持ちもありました。

ダメ元で行っても、すでに銀行口座は持っているのでリスクはゼロ。

であれば、行くしかないでしょ~~~。

ということで、HSBCの口座開設にチャレンジすることにしたのでした。

次回は、実際の口座開設のお話です。

次回は、2026年4月24日公開予定です!

筆者プロフィール

中川麻紀子

東京生まれ。転校9回の子ども時代を通じて、人との関わり方や新しい環境への適応力を自然と身につける。飲食業や営業職を経て、チーズとワインの世界に魅了され、ソムリエとチーズプロフェッショナルの資格を取得。講師としても活動する中で、「伝えることの楽しさ」に目覚める。夫の香港駐在を機に退職し、未知の海外生活へ。語学が苦手で、仕事もない状況からのスタートだったが、奇跡の出会いをきっかけに、香港の人々とつながれる新たな仕事を見出して起業。現在、香港在住9年目。

  • 縁Joyアート® 代表
  • きらめく漢字アート海外認定校 代表
  • 友禅和紙クラフトインストラクター
  • 切り紙パステルアート®インストラクター
  • ワインソムリエ
  • チーズプロフェッショナル(チーズソムリエ)
  • 静岡英和学院大学非常勤講師(チーズ講座)

Instagram :  @studiomk85


香港では、ワーキングビザを取得した家族がスポンサーとなって「配偶者ビザ」を取得した人は、現地での労働が可能です。ただし、駐在員を派遣する企業によっては帯同家族の就労について取り決めがある場合もあります。当コラムを参考にされる場合は、ご注意ください。

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この記事を書いた人

香港在住4年。プリンに乗ってるカラメルが好き♪

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