11社の24時間ジムを調査
近年、健康意識の高まりを受け、香港内でも24時間営業のフィットネスセンターが急増しています。これを受け、消費者委員会は昨年11月から12月にかけて、市内で店舗展開する主要な24時間フィットネス11社を対象に調査を実施しました。
近年増加しているジム関連のトラブルを受け、利用料金や契約解除の規定、さらには深夜などのスタッフ不在時における安全管理体制を詳細に比較しています。
今回調査したのはこの11社です。
- 24/7 FITNESS
- 4S Fitness
- Anytime Fitness
- Champ 24 Fitness
- EFX24
- Fit 24 Fitness
- GO24 Fitness
- MPower 24Fitness
- ONYX
- Snap Fitness
- Titan 24 Hours Fitness
契約期間で異なる月額料金
多くのジムで「月額制」が採用されており、それぞれのジムで1か月のみ在籍した場合と12か月在籍した場合の料金は以下の表の通りです。

消費者委員会が発表した調査結果
電子キーや入会料を含めると、契約期間が長くなるほど1ヶ月あたりの料金が安くなる傾向にあります 。
例えば、「Anytime Fitness」では、1ヶ月限定の入会では総額1,850香港ドル(入会費等含む)に達するケースがある一方、12ヶ月契約では月額平均592香港ドルまで抑えることができ、大きな開きが見られました 。
一方、Champ 24 Fitnessでは、1ヶ月のみ在籍、12ヶ月在籍のどちらも料金は一律498香港ドルとなっており、今回調査した11社の中でも最安値となりました。
また、同一ブランドでも店舗ごとに料金や契約条件に差異があることも判明しました。
どの店舗でも利用できる?
24時間営業のジムのほとんどでは、全店舗で利用できる会員権を取得できるものの、料金は店舗によって異なることが分かりました。
今回調査した11社のうち、6社のジムは全店舗で利用できる単一の会員権を提供していますが、残りの5社のジムは異なる種類の会員権を提供しており、顧客は単一店舗で有効な会員権か、全店舗で有効な会員権にアップグレードするかを選択できます。
ジム入会期間のシナリオ
今回の調査で、1ヶ月会員と12ヶ月会員の平均月額料金を比較すると、契約期間の長い会員を選択することで電子キーや入会料などの費用を分散させることができるジムがあることがわかりました。
では実際に入会する際、自分の目標やライフスタイルに合わせて、どのようにプランを選べばよいのでしょうか。
1ヶ月のみ入会
柔軟なスケジュールを希望する場合や、長期的なフィットネスへの取り組みに不安がある場合は、1ヶ月のみの入会を検討してもよいでしょう。
ただし、ジムによっては「最低2ヶ月の入会が必要」や、「返金可能な保証金の支払いが必要」などの条件がある場合もあるため、基本の月額料金を比較するだけでなく、予算を超えないように追加料金にも注意する必要があります。
12ヶ月の長期入会
長期的な運動目標を持っている場合、12ヶ月会員を選択するとほとんどのジムでコストの削減が期待できます。
12ヶ月会員の平均月額料金は、一般的に1ヶ月会員の月額料金よりも低くなります。調査対象となった加盟店の中で、平均月額料金が最も低かったのは「Fit 24 Fitness」で349ドル、最も高かったのは「ONYX」で783ドルでした。
自動更新と解約に注意!
契約条項では、多くのジムが最低契約期間終了後に「自動更新」を行う仕組みを導入しています 。解約を希望する場合、通常は30日前までに書面での通知が必要です 。特に注意が必要なのは中途解約で、一部のジムでは1,500香港ドル、あるいは残りの会費の50%を解約金として請求する規定が設けられています 。
無人時間帯の安全対策
24時間営業の特性上、深夜や早朝など職員が常駐しない時間帯の安全確保が課題となります 。入場管理には顔認証システムや電子キーが多く採用されており、場内には緊急連絡ボタンや防犯カメラが設置されています 。
万が一の怪我やトラブルに備え、利用者は事前に緊急時の連絡方法を確認しておくことが推奨されます 。
まとめ
- 契約期間が長いほど月額料金が安くなる傾向にある
- 入会金や電子キー代など、月費以外の初期費用が発生する
- 最低契約期間の終了後は、多くが自動更新される仕組みである
- 中途解約時には高額な違約金を請求される規定がある
- 無人時間帯のトラブルは緊急ボタンや電話で対応する
- 全店共通会籍は便利だが、単一店舗限定より料金が高い













