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【香港UPDATE】2026年8月25日

香港経済の実質GDP予想を上方修正

香港政府は、香港の2026年の実質GDP(域内総生産)の成長率予測を2.5%~3.5%から3.5%~4.5%に上方修正しました。第2四半期の香港経済が予想を上回る成長をしたことや下半期も堅調な経済成長が続くと判断したからです。

第2四半期の実質GDPは、活発な対外貿易と堅調な国内需要が経済を押し上げたことで前年同期比4.3%増加しました。これにより、上半期の実質GDP成長率は前年同期比5.1%増と、過去5年間で最も強い半期実績となりました。

政府は、下半期も世界的にAI(人工知能)関連の電子製品の需要が高まっており、香港の物品貿易が堅調に推移し、関連する物流サービスも恩恵を受けるとみています。また来港観光客数の増加や香港の金融・商業サービスの安定した需要を見込んでいます。

労働市場も安定し、ビジネスと消費環境が堅調なことから、域内の内需は安定した状況を保つと考えています。

ただ、外部環境は、注意要因としてみています。中東状勢は依然不安定で、エネルギー市場や世界的なインフレに波及する可能性があるからです。このほか、主要経済圏のインフレ動向、主な中央銀行の政策の見通し、先進国の貿易保護主義、急拡大している世界的なAI投資に伴うリスクにも警戒しています。

7月の訪日香港人は前年同月比54.8%増

日本政府観光局(JNTO)が発表した今年7月の訪⽇外国人客数によると、香港人は前年同月比54.8%増となる一方、中国人は56.1%減と対照的な増減率となりました。

香港人は27万2500人が、中国人は42万8200人が来日し、全体としては前年比0.1%増の344万2100人となり、7 月単月として過去最高を記録したことがわかりました。

昨年は、漫画家たつき諒さんの作品「私が見た未来 完全版」や、香港人の間で人気の風水師の発言などから、日本で7月に巨大地震が起こるとのうわさやSMSなどの情報が広がり、5月以降日本旅行を控える動きが続出。昨年7月は、2024年7月より36・9%も減り17万6000人になりました。その反動もあって、今年7月は昨年より54.8%も増えて27万2500人になりました。増加率は全ての国・地域の中で一番高かったです。

一方、中国本土からの訪日客数は前年の半数以下になりました。高市早苗首相の「台湾有事」発言をきっかけに、中日関係が急激に冷え込み中国政府が日本への渡航を控えるよう呼び掛けているからです。

今年1月~7月に訪日した香港人は、前年同期比8.6%増の157万人で、国・地域別で5位です。1位は韓国の657万人、2位は台湾の474万人、3位は中国本土の249万人、4位はアメリカの211万人です。

小型犬や人が大型犬に襲われ死亡

最近、大型犬が小型犬や人を襲って死亡させる大惨事が立て続けに起きました。犬同伴でレストランで飲食できるようになった矢先の悲劇だけに、香港社会に与えた衝撃は小さくありません。必ずしも大型犬が危険ということはなく、市民と犬がどう共生していくか、適切な法制度や飼う際の危機管理の重要性と徹底を改めて問う声が高まっています。

17日、郊外の元朗のマンションやショッピングモールがあるYOHOエリアで、大型の雑種犬(体重約60㎏、スペイン・マスティフの混血犬とみられる)が約20分間で子犬2匹を噛み殺しました。この大型犬は首輪を着けていましたが、飼い主は現場にいませんでした。この犬は、以前も別の犬を襲ったことがあり、香港政府の漁農自然護理署(AFCD)は当時、飼い主に対して公共の場では長さ2m以下のリードでしっかりと繋ぎ、適切に制御するよう警告していました。今回、飼い主は条例に基づき、①大型犬を公共の場所に持ち込んだ②公共の場所に留まらせた―の2件の罪で起訴されました。

この事件の3日後には、郊外の打鼓嶺の村で、譲渡待ちだったオスの雑種犬(約1歳、体長約1m、体重30㎏)が、許認可されたペットホテル兼ドッグトレーニング施設で33歳の女性責任者を襲って死亡させました。女性が芝生で犬に餌を与えた後、ケージに戻そうとしたところ、抵抗して突然襲いかかったようです。この犬は事件が起こる10日前にボランティアによってこの施設に預けられていたそうです。

この犬は登録上は「雑種(地元の混血犬)」とされていますが、闘犬の血統が混ざっているとみられています。闘犬は攻撃的な性質を持つため、香港では飼育が禁止されていて、許可証の取得と厳格な法規制の対象となっています。AFCDは調査して改善策を検討するとしています。

香港紙はこの他にも、リードをつないで歩いていた女性以上に力とスピードがある約60㎏の大型犬が突如走り出して自転車で通行中の男性の右足を噛んだ事件や、家から飛び出した大型犬が通行中の44歳の女性を噛んだ事件などを話題にしていました。今回の惨事を通して、飼い主の大型犬の管理の徹底や、現行法や罰則規定を見直すべきかなどに世間の関心が集まっています。

(以上、執筆:野上如月)

「LOFT」旺角にて⒖年ぶりに再オープン

2026年8月22日、生活雑貨専門店として日本でも大きな人気を誇る「LOFT」が、旺角東駅直結のショッピングモール「MOKO」にオープンしました。
香港では約15年ぶりの再上陸で、1年間の期間限定の出店となる予定です。

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オーシャンパーク「爬行探索基地」公開

海洋公園は8月21日から、爬虫類に特化した新展示施設「爬行探索基地」を一般公開します。同施設では、国家一級保護動物のヤオシャンカタカタトカゲや、絶滅危惧種のサイイグアナ、バンフンヤモリ、アオジタトカゲ、カメレオンなど、世界各地の貴重な爬虫類を展示します。一部の個体は漁護署の法執行で没収され、園に託されたものだと説明しています。新施設には、来場者が外見や生態を間近で観察できるインタラクティブなコーナーが設けられ、爬虫類への誤解を解く工夫も盛り込まれています。担当者は、展示パネルやスタッフによる解説を通じて生物の特性や生息環境への理解を深め、自然との調和や適切な動物の扱いについて学ぶ機会を提供したいと述べています。また、好奇心から不適切な動物を購入・飼育することへの注意も呼びかけています。

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