中国経済の減速、米中対立の長期化、香港の役割変化など、東アジアのビジネス環境は大きな転換点を迎えています。こうした不確実性の高い状況で、日本企業が中国・華人圏と向き合うためには、最新の経済動向だけでなく、華人社会の思想・歴史・行動原理を深く理解することが不可欠です。
そのために設立されたのが、NPO法人日本香港協会と二松学舎大学が共催する 「Chinese Management & Marketing School(CMMS)華人経営研究講座」 です。2003年にスタートし、今年で節目となる第20期を迎えます。9月から始まる「実践編」では、華人社会の基礎概念から、現場での事業リスク、香港を通した中国ビジネスの実態までを網羅的に学べる内容となっています。
受講生からは 「中国古典から最新の経済まで一気通貫で理解できた」 「従来の中国観がアップデートされた」 など高い評価が寄せられています。

目次
◆ CMMSの特徴
- 中国・華人圏ビジネスを“思想・歴史・行動様式”から理解できる唯一の講座
- 経済学者、大学教授、企業経営者、金融機関、JETRO、香港貿易発展局など、各分野の第一人者が講義
- オンライン受講・録画視聴可(一部回を除く)
- 香港ビジネス協会世界連盟とのネットワークを活用した、実務に直結する知見が豊富
- 中国・香港・台湾・東南アジアの華人ネットワークを理解し、事業リスクの予見性を高められる
◆ 開催概要
- 期間:2026年9月3日(木)〜10月29日(木)
- 時間:毎週木曜 19:00〜20:30
- 形式:オンライン(1週間録画視聴可/第11回・第15回除く)
- 受講料:一般30,000円/会員・再受講生25,000円
- 講座選択受講も可能。3講座から承ります。1講座4,000円です。
- 主催:NPO法人日本香港協会・二松学舎大学
- 後援:JETRO、日本商工会議所、東京商工会議所
- 申込締切:2026年8月27日(木) ※定員になり次第締め切ります。
- My Hong Kong 特別締め切り 2026年8月31日(月)
◆ 実践編(第9〜17回)講座一覧
- 第9回(9/3) 経済分析
- 中国経済の現状と展望。景気低迷、潜在成長率の低下、米中対立の常態化を踏まえた分析。 講師:関 志雄 氏(野村資本市場研究所 シニアフェロー)
- 第10回(9/10) 事業経営戦略Ⅰ
- グローバル化する華人ネットワークと日本企業の対応。 講師:杉田 俊明 氏(甲南大学 名誉教授)
- 第11回(9/17) 事業経営戦略Ⅱ
- 中国での事業経験から見る今後の事業展開の示唆。 講師:福井 一 氏(日本香港協会 前事務局長)
- 第12回(9/24) 事業経営戦略Ⅲ
- 金融機関の視点から見る香港ビジネスと中華圏進出のポイント。 講師:手嶋 徹也 氏(みずほ銀行 中国営業推進部)
- 第13回(10/1) リスクマネジメントⅠ
- 日系企業のビジネス環境におけるリスクマネジメント。 講師:高見澤 学 氏(日中経済協会 理事)
- 第14回(10/8) リスクマネジメントⅡ
- 国際情勢を踏まえた事業リスク戦略分析。 講師:岡 豊樹 氏(日中投資促進機構 代表理事)
- 第15回(10/15) 香港コネクションⅠ
- 香港の価値と行方。ビジネスハブとしての役割。 講師:杉山 玲子 氏(JETRO香港事務所長)
- 第16回(10/22) 香港コネクションⅡ
- 大湾区・RCEP・大中華圏における香港の機能。 講師:伊東 正裕 氏(香港貿易発展局 東京事務所長)
- 第17回(10/29) 特別講義
- 日中関係—戦略的互恵関係と安全保障。 講師:萬歳 寛之 氏(早稲田大学 法学学術院 教授)
主催について
日本香港協会
日本香港協会は、日本と香港の経済・文化・社会交流を広げることを目的とした全国組織です。国内11都市にネットワークを持ち、香港ビジネス協会世界連盟にも加盟しております。セミナーや語学講座、学生交流など幅広い活動を行い、香港を介した中国・アジアの最新ビジネス情報を得られる場として知られています。
二松学舎大学
二松学舎大学は、1877年創立の漢学塾を起源とし、東洋思想・中国古典・日本漢学を中心とした教育研究を続けております。文学部と国際政治経済学部を擁し、中国・東アジアの文化や経営を体系的に学べる点が特徴です。北京大学など約30校と学術交流を行い、華人社会の思想・歴史・文化を深く理解するための学術的基盤を提供しています。

