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【第19回】香港生活の安全術!盗難・リスク対策のリアルガイド

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【第19回】香港10億円強奪事件の真相

香港で異例の事件発生

2025年12月18日、香港島上環の外貨両替店近くで、日本円約10億円相当(約5,000万香港ドル)が強奪される事件が発生しました。被害者は日本企業の中国人従業員2人で、銀行へ両替に向かう途中のスーツケース4つを、刃物を持った4人組に襲われ、現金を奪われました。犯行は午前9時頃の明るい時間帯に起き、計画的なグループ犯行だったとみられています。現在、香港警察は15人を逮捕し、捜査を進めています。香港でも異例の高額事件として大きく報道されました。

日本円が香港で流通しているのはなぜ

なぜ香港でこんなに高額の日本円が日常的に扱われるのでしょうか。主な理由は次の3つです。

  • 観光客の需要 香港は日本人にとって大人気の旅行先です。空港の両替カウンター、主要ホテル、尖沙咀や銅鑼湾のショッピングエリアでは、日本円をそのまま受け入れてくれるお店が意外と多く、両替の手間を省きたい旅行者に喜ばれています。円は世界的に安定した通貨として信頼度が高く、観光客の利便性をしっかり支えています。
  • ビジネス・貿易 香港には日本企業が非常に多く進出しており、輸出入の決済、投資資金の移動、駐在員への給与支払いなどで日本円が日常的に使われています。香港はアジア随一の金融・物流ハブなので、日本との経済的な結びつきが強く、日本円の流通量も非常に多くなります。
  • 投資・安全資産 世界トップクラスの金融センターである香港では、日本円は「有事の安全通貨」として投資家に非常に人気があります。中国本土からの資金が香港に流入する際、日本円を中継通貨として利用するケースも多く、為替リスクを抑えたい投資家にとって欠かせない存在なのです。

このように、香港の国際都市としての性格が、日本円を「とても流通しやすい通貨」にしております。ただ、今回の事件のように高額現金を運ぶのは大変危険です。香港で暮らす・訪れる皆さんは、ぜひ電子決済銀行振込を上手に活用して、安全を最優先にしてくださいね。

今回の事件から皆さんへのアドバイス

高額現金の持ち歩きは非常に危険。

香港生活では電子決済(Octopus、AlipayHK、WeChat Pay HK)や銀行振込を積極的に活用しましょう。

Mr. イワミ

香港へご旅行の際はどうかお気をつけ下さい!

まとめ

  • 2025年香港で10億円強奪事件発生
  • 犯行は計画的で15人逮捕済み
  • 日本円は観光需要で広く流通
  • 日本企業進出で貿易決済に円使用
  • 投資家に安全資産として円人気
  • 高額現金より電子決済が安全

次回は2月2日 公開予定!

<著者プロフィール>

Mr. イワミ

香港とアジアの文化に携わりながら、警備のプロとしてリスクを未然に防ぎ安全を守る仕事をしています。
仕事の合間には街を歩いて香港の環境と状況を観察するのが楽しいです。

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この記事を書いた人

香港在住4年。プリンに乗ってるカラメルが好き♪

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