オーストラリアでもなく、カナダでもなく――なぜ香港?

「アジアのハブ」「スピード感」「多言語・多文化」。
香港は、英語と中国語(広東語)に触れながら、アジアのダイナミズムを日常の延長で感じられる街です。
日本からのアクセスも良く、短期間でも中身の濃い経験がしやすい点が魅力です。
香港でのワーキングホリデーは、18〜30歳を対象に、最長12か月の滞在と就労が認められる制度。学歴や職歴は問われず、海外での仕事や生活を試してみたい人にとって、チャレンジしやすい選択肢といえます。
フルタイムで働ける一方、同じ会社で働けるのは原則最長6か月まで。語学学校などに通えるのも累計6か月までと決まっており、仕事や学びを切り替えながら経験を広げていくことが想定されています。
今回は、香港でのワーキングホリデー経験者へのアンケート回答をもとに、そのリアルな実態を整理しました!
編集部(書いた人)「香港は、細かく決めすぎずに動きながら慣れていく人に合う街かも。ワーホリも、肩の力を抜いて考えるくらいがちょうどいいかもしれません。」
ワーホリ生が香港を選んだ理由:語学・キャリア・文化が交わる場所


アンケートから見えてきた、香港ワーホリを選んだ理由は次のとおりです。
- 語学:広東語や中国語に挑戦したい
- キャリア:海外で働く経験を積みたい/視野を広げたい
- 文化:香港映画や歴史など、香港カルチャーへの興味
- 個人的な背景:パートナーが香港人、人と接する機会が多い環境で成長したい、1人旅に来たときに気に入った
そのほか、「治安が比較的良さそう」「文化や映画が好き」「刺激がありそう」といった声もありました。
現地生活を通じて、「物怖じしなくなった」「視野が広がった」と感じた人も多く、香港のスピード感や多言語環境が影響していることがうかがえます。



「広東語は確かに難しいけど、挨拶や注文を覚えるだけで街がぐっと近くなる。『ありがとう(多謝)』が自然に言えた瞬間に返ってきた笑顔に励まされたことを、今でも覚えています。」
ビザと手続き:王道は“オンライン申請”+つまずきポイントは?


アンケート回答者は、全員がワーキングホリデービザ取得経験者。
申請方法は主に、
- 香港政府の公式サイトから直接申請
- 日本の求人サイト経由(企業が申請をサポート)
- 友人・知人の紹介
つまずきポイントとして多く挙がったのは、銀行の残高証明、必要書類の収集、審査にかかる待ち時間。企業側が書類対応をしてくれる場合もありますが、期日管理や原本準備は自身でも把握しておくことが安心につながります。



「やっぱり準備が大切。残高証明や書類のリードタイムは早めに確認を。ただ、決断は早いほど香港で見える景色も変わります!ここは挑戦する人を心から応援してくれる街。」
仕事探しの実態:飲食が強い&サポート付き採用も


現状、飲食業での採用が多め。一方で、フリーランスとして活動する例も見られました。
なかでも注目されたのが、企業側がビザや住居のサポートを用意しているケース。「手続きや住まいの手配はほぼ会社がやってくれた」という声もあり、初期コストと心理的ハードルを下げています。



「やっぱり“現場で稼ぎながら語学も身につく”飲食業は、ワーホリの定番。私も店員さんや常連さんとのおしゃべりで耳が鍛えられました。広東語と英語が飛び交う会話は、香港ならでは!」
家探し・家賃:不動産屋/会社手配/友人ルートの三本柱


住まい探しは、
- 現地の不動産屋
- 会社手配
- 友人・知人の紹介
が主なルート。
アンケートから見えた家賃目安は、
- 新界:約HK$7,000前後
- 湾仔:約HK$9,500
- セントラル周辺:約HK$6,000〜8,000
物件タイプや築年数、シェアの有無でコストやコスパの体感は大きく変わります。



「最初はシェアハウスから始めるのもおすすめ。私も香港到着後はシェアハウスからスタートしました。スーツケース1つで入居できる手軽さ、同居人から現地情報が自然に入ってくるのが大きなメリット!」
香港ライフの楽しみ方と過ごし方
休日や空き時間は、
- ハイキング
- グルメ探索
- 観光スポット巡り
- 勉強や執筆
など、オンとオフを切り替えながら過ごす人が多く見られました。
ヴィクトリアパーク、啟德エリア、夜景スポットなどが人気のお出かけスポット。




提供:ムゲンさん
アンケート回答者の方から、お気に入りの写真として提供いただいた、高層ビルが所狭しと乱立する中で人々の生活もうかがい知れる「これぞ香港!」な写真。街を歩くだけでも、発見がありますね!



「香港はコンパクトな都市で、自然もすぐそば。休日は山や海でリフレッシュしながら、街歩きやグルメも満喫できます。オンオフ切り替えながら、香港ライフを楽しんで!」
ワーホリで得られるもの:語学・度胸・ネットワーク
アンケート回答で、終了後のビジョンで多かったのは、「香港で就職したい」、あるいは「未定だけど新しいことに挑戦したい」という前向きな姿勢。得られたものとして、言語力と実務経験が日本での就職に有利に働きそうという声、また「物怖じしなくなった」「視野が広がった」というメンタル面の成長が強く語られました。



「香港は“チャレンジの連鎖”が起きる街。私も最初は『できるかな?』の連続でしたが、小さな成功体験が積み重なると、次の一歩が怖くなくなります。ワーホリでその感覚をぜひ味わって!」
まとめ:香港ワーホリは“スピード感を楽しめる人”に向いている!?
- 語学×実践を“同時進行”で回したい人
- 文化的な多様性の中で自分を試したい人
- 固定費(家賃)と日常の生活導線を自分で設計できる人
に、香港のワーホリは相性が良いと感じます。初期の手続きと住まいの不安は、企業サポートや友人紹介、現地不動産の下見で“見える化”すれば、ぐっと始めやすくなります。



「香港のワーキングホリデーは、もちろん誰にでも合う制度ではありません。ただ、経験してから次の選択を考えたい人にとっては、現実的で検討しやすい選択肢だと思います!」
制度や仕事、住まいの情報は調べられるけれど、
「実際、何を持っていけばいいの?」は意外と見えづらいところ。
次の記事では、初海外・ワーホリで香港に来たリアルな声として、「持ってきて良かったもの」を紹介します!
これから渡航を考えている人にとって、きっと参考になるはず。










