香港の富裕層調査 平均39歳で億万長者に
香港の富裕層の資産形成の実態が、HSBCが実施した「Affluent Survey」で明らかになりました。調査によると、香港のミリオネア(流動資産100万HKD以上)は平均39歳でマルチミリオネアへ到達し、資産を倍増させるまでに平均8年を要することが分かりました。また、香港では13人に1人がマルチミリオネアに該当するという結果でした。
回答者の約7割が「自力で資産を築いた」としており、主な収入源は投資利益が22%、事業収益が20%、利息や家賃収入が12%でした。資産形成の手法としては、株式や投資信託など高リターン商品への投資が41%、プライベートエクイティや暗号資産などオルタナティブ投資が34%となっています。
マルチミリオネアは資産の72%を投資や保険に振り向け、6種類以上の金融商品を保有する傾向があり、レバレッジ活用についても88%が「利用している、または利用予定」と回答しました。
一方、相続については93%が「対策が必要」と考えており、次世代の資産管理能力に不安を抱く人は48%に上りました。約8割は孫世代までの資産承継を視野に入れているとしています。
調査は2025年11月、25〜64歳の香港在住者2018人を対象にオンラインで実施されました。
香港高速鉄道、南京など16駅を新規追加
香港高速鉄道は1月26日からネットワークを大幅に拡充し、南京、無錫、合肥などを含む16の新駅を追加します。これにより、西九龍駅から直結する目的地は110駅に増え、旅行者の利便性が一段と高まります。
今回の拡大では、上海虹橋ルートが強化され、南京、無錫、合肥を経由する新たな直通列車が毎日運行されます。沿線には武漢、長沙南、郴州西など人気都市も含まれ、観光・ビジネス双方の需要に応えます。
潮汕、厦門、福州方面への路線も最適化され、汕頭行きは1日5往復に増便され、新駅への停車も追加されます。厦門行きの一部は福州まで延伸され、福建エリアへのアクセスが向上します。
さらに、人気の上海虹橋行き寝台列車は毎日運行に拡大され、南昌東や贛州西にも停車します。広州南行きは37往復に増え、清遠駅への停車も追加されます。
全体では最大109往復が運行され、より柔軟な旅程が組めるようになります。
旧正月向け紙幣交換と電子紅包を発表
香港金融管理局(HKMA)は1月13日、旧正月に向けて2月3日から16日まで、紙幣発行銀行3行が新紙幣と「新年紙幣」を一般向けに提供すると発表しました。「新年紙幣」は状態の良い既存紙幣で、利是(ライシー)に使用できます。
HKMAは環境負荷軽減の観点から、FPSなどを活用した電子紅包の利用を推奨しており、銀行や電子決済事業者は普及促進のためのキャンペーンを予定しています。
円滑な紙幣交換のため、銀行は営業時間の繰り上げやオンライン予約、群衆管理などの措置を実施します。HKMAは市民に対し、両替前に自宅に残る新紙幣や良好な紙幣を確認するよう呼びかけています。また、銀行側は期間中の紙幣供給を確保し、サービス開始直後に急ぐ必要はないとしています。
【スケジュール一覧】
- 1月27日(火)〜
・新紙幣・新年紙幣のオンライン引換予約開始 - 2月3日(火)〜2月5日(木)
・営業時間を午前8時に繰り上げ(8:00〜9:00は両替専用) - 2月3日(火)〜2月16日(月)
・新紙幣・新年紙幣の一般向け提供期間
香港で国際的旧正月パレード開催へ
香港は2026年2月17日の旧正月初日に、世界的に知られる「キャセイ国際中国新年ナイトパレード」を開催します。
パレードは香港文化中心を出発し、尖沙咀の主要道路を巡る大規模な夜間イベントです。キャセイ80周年、香港ディズニーランド20周年、マクドナルド香港50周年など、節目を迎える企業のフロートが登場し、香港ブランド玩具協会の初参加やオーシャンパークのパンダフレンズも祝賀ムードを盛り上げます。フロートは2月18〜26日に啓徳スポーツパークでも展示されます。
また、フランスのFierS à Cheval、中国本土の西安雑技団、カナダのLes Vitamines、オーストラリアのManly Seabirdsなど、世界各地のパフォーマーが参加し、香港の国際都市としての魅力を発信します。香港の伝統文化も健在で、龍獅団による光る龍舞とイタリアの巨大恐竜アート「Cromosauro」が共演します。
市内では旧正月花市(11〜17日)、馬年レースデー(19日)、林村許願祭(17日〜3月3日)など、多彩な祝賀行事が開催され、寺院での祈願も人気を集めます。

油麻地警察署で光と影の企画展開催へ

旧油麻地警察署を舞台にした企画展「油麻地警察署:光と影の旅」が、2026年1月2日から一般公開されます。主催は文化体育観光局傘下の文化クリエイティブ産業発展課で、警察映画やギャング映画の世界観を歴史的建造物内で体験できる内容となっています。
チケットは明日12月27日午前10時からオンライン限定で販売され、1月2日から31日までの入場分を予約できます。一般30香港ドル、学生や高齢者などは10香港ドル、6歳以下は無料です。各回25分、定員20人とし、購入日から4日間有効です。
展覧会は1月2日〜11日の2週間は午前9時〜午後10時まで延長開館し、12日以降は通常時間で、月曜休館(祝日除く)となります。旧油麻地警察署はエドワード朝時代のグレードII歴史的建造物で、観光ホットスポット開発プロジェクトの一環として公開されます。
また、周辺では1月1日〜2月22日に「油麻地グルメ&ショッピングフェスティバル」が開催され、展覧会来場者には追加特典も提供されます。
キャセイパシフィック航空が80周年記念事業を始動

キャセイパシフィック航空は2026年に創立80周年を迎えるにあたり、「80 Years Together(同心飛躍八十年)」をテーマとした記念事業を開始しました。1月6日に香港で行われた式典では、特別塗装機のお披露目が行われました。
公開されたのは、往年の緑白ストライプ「生菜三文治塗装(レタスサンド塗装)」を現代的に再解釈したエアバスA350型機で、80周年ロゴを組み合わせたデザインとなっています。今後数週間以内には、同塗装を施したボーイング747貨物機も登場する予定です。
式典では、歴代の客室乗務員制服を着用したスタッフも登場し、ブランドの歩みを象徴しました。2026年には1,000〜2,000人の乗務員や地上職員が勤務時に懐かしい制服を着用し、歴史を振り返る取り組みを行います。

また、キャセイパシフィック航空は歴代デザインをモチーフにした限定商品を順次発売するほか、年間を通じて多彩な記念イベントを展開します。林総裁は「香港と共に歩んだ80年を祝う節目」と述べ、今後も機材投資やサービス向上を進め、顧客に最も愛されるブランドを目指す姿勢を強調しました。


