
米中貿易摩擦激化、新関税最大245%
2025年4月16日、米国政府は中国製品に対し、合成麻薬フェンタニルの流入への抗議としてすでに20%の関税を課していますが、これに125%の追加関税を課し、実効関税率を145%に引き上げました。さらに、中国の報復措置により最大245%の関税が課される可能性も示唆されています。特定の品目、例えば注射器やリチウムイオン電池などは、複数の関税が重なり法外な税率に直面しています。この関税政策は、米国企業の調達コストや消費者価格に大きな影響を与え、中国のサプライヤーに依存する企業にとって深刻な問題を引き起こしています。
HKIA、2025年世界空港ランキング6位
スカイトラックス(Skytrax)は、イギリスに拠点を置く航空サービスリサーチ会社です。同社が 9日に発表した 2025 年版の世界空港ランキングで、香港国際空港は 6位でした。順位は以下の通り。
- 1. シンガポール・チャンギ国際空港
- 2. ドーハ・ハマド国際空港
- 3. 東京・羽田空港
- (2024年:4位から3位へ上昇)
- 4. ソウル・仁川国際空港
- 5. 東京・成田空港
- (2024年:5位で変動なし)
- 6. 香港国際空港
- (2024年:11位から6位へ上昇)
- 7. パリ・シャルル・ド・ゴール空港
- 8. ローマ・フィウミチーノ空港
- 9. ミュンヘン国際空港
- 10. チューリッヒ空港
(World’s Top 100 Airports 2025 | SKYTRAX)
ネット詐欺被害拡大、損失3億香港ドル超
香港では詐欺が依然として増加しており、2024年にはオンラインショッピング詐欺が1万1559件記録されました。これは前年比で約30%の増加となり、損失額は3億5600万香港ドルに上ります。特にコンサートチケット関連の詐欺は全体の15%以上を占め、約1800万香港ドルの被害額が報告されています。こうした詐欺では、偽のフェイスブックページを使ったものが40%を占め、偽造品の販売や有料広告が利用されています。新しい啓徳運動公園で予定される多くのイベントに伴い、詐欺がさらに増加する可能性があり、警察は国民に注意を呼びかけています。