モルックとは?
モルックとはフィンランド発祥のスポーツ。
木の棒を投げて木の棒を倒し、先に50点取った方が勝ち。
ボーリングとダーツを合わせたようなスポーツ、と言われています。
激しい動きを必要としないので、子供からお年寄りまで、年齢や性別を問わず楽しめるユニバーサルスポーツです。
モルックの詳しいルールはこちら。
【第9回】親子モルック大会「リトルオウルカップ」をリポート!
本日は7/5(土)に開催された親子モルック大会(リトルオウルカップ)の様子をリポートします。

民間モルックチーム「モルックモンスター」
実は、このリトルオウルカップは香港モルック協会の主催ではありません。
香港で活動している民間のモルックチーム「モルックモンスター」の主催で、香港協会は後援、という形で関わっております。
モルックモンスターは香港協会が立ち上がった直後から活動しているモルックチームで、香港では有名なチームとも言えます。
朗朗こと黄逸朗くんとその両親を中心とした家族チームです。
朗朗のお母さんのJanetはデザインが得意で、香港協会のノベルティグッズやチームの缶バッジなどもデザインしてくれています。

オウルカップの始まり
そんな朗朗ファミリーと力を合わせて開催した大会が2023年から始まった「オウルカップ(猫頭鷹盃)」です。
それまで、香港では民間主催のモルック大会は開催されたことが無く、朗朗ファミリーが一から協力者を募り、手探りで開催までこぎつけた香港モルック界ではメモリアルな大会です。
私も、第一回の立上げからお手伝いしており、とても思い入れがあります。
第一回の開催はとても苦労しましたが、細い糸を辿るようにして徐々に協力者を増やしていき、最終的には駐香港日本総領事館が中心となって開催した「日本秋祭in香港」のイベントにも認定していただきました。
参加者も約30チームに達し、大成功に終わった時は本当に安心したことを覚えています。
親子チーム限定「リトルオウルカップ」
今回のリトルオウルカップは、親子チーム限定のスピンオフ大会という位置づけです。
会場は、やはり常日頃からモルック協会に協力してくれている漢師德萃学校。
今回はこちらの学校の講堂に人工芝を敷いての開催です。
室内なのでクーラー全開で超快適!
この季節のモルックは暑さとの戦いですが、今回は汗も全くかきません。
ちなみに、漢師德萃学校は授業にモルックを取り入れており、屋上にはモルック専用コートがあるというモルッカ―垂涎の学校でもあります。


16チームによる熱い戦い
今回は、16チームが定員だったのですが、申し込みはあっという間に16チームに達し、予定期日前に受付は中止。
香港でのモルック熱の高まりを感じます。
無事申込めた16チームにより熱戦が繰り広げられました。
日本人親子も1チーム参加してくれました。
先ずは4グループに分かれてのリーグ戦。そのリーグ戦を勝ち抜くと、トーナメント戦です。




タイムアタック50点!
この他、いかに早く50点に達するか、という「タイムアタック」も行われました。
50点に達した時間の短さを競うレクリエーションです。
通常の試合の他にもいろいろな楽しみ方が出来るのが、モルックのよいところ。
結果発表
その結果、激戦を制したのはJayden親子からなる「J&J」チーム。
「J&J」は第一回のオウルカップの優勝チームでもありますから、この大会とは相性バッチリです。
準優勝は疑似親子で参加した「Labubu」チーム。
タイムアタックを制したのは「波小汽水」チーム。
残念ながら入賞できなかったチームにも参加賞が用意されており、参加者の皆さん楽しんでくれたのではないかと思います。



ちなみに、通常私たち協会が主催している毎月のランキングマッチにも毎回複数の親子チーム或いは家族チームが参加してくれています。
適度に体を動かし、頭も使うモルックは、家族のレクリエーションとしても最適ですよ~。
この夏は、是非、ご家族でモルックを楽しんでみてはいかがでしょうか。
その延長線上で、家族全員で香港代表になれたりしたら素晴らしいですよね。

モルックを体験してみたい、ちょっと投げてみたい、という方は、私までご連絡下さい。
体験会は無料ですので、お気軽にどうぞ。

鈴木までご連絡ください。
kameidoshoten@gmail.com
さて、次回は恐らく世界大会直前の掲載になると思うので、ランキングマッチ最終戦の様子や、世界大会に向けての練習の様子をレポートしたいと思います。
まとめ
- フィンランド発祥のユニバーサルスポーツ
- 民間チーム「モルックモンスター」が主催
- 家族で開催した思い出深い大会
- 室内人工芝会場で快適にプレイ
- 16組の親子チームが熱戦を展開
- タイムアタックなど多彩なレクリエーション
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