18回まで続いた「金融都市香港で始める!資産運用のAtoZ」は、執筆ご担当者が二十八智大さんにバトンタッチします。これに伴い、プチ・リニューアル版として「若手保険ブローカーが語る資産づくり入門」を開始いたします! まずは、華々しく「利是(ライシー)」のお話から。
当コラムでは、等身大の運用のお話を共有したいとおもいます!
【Vol.1】喜怒哀楽も2倍の国際結婚
結婚して初めて味わう「利是」の圧力!
新年快楽!
香港では旧正月も明け、日本人の皆さまにとっては“今年2回目のお正月明け”。
再び「明けましておめでとうございます」を言う季節がやってきました。
旧正月前に毎年話題になるのが、レストランの店員さんやマンションのセキュリティさんへお配りする利是文化。
読者のみなさん、今年も“郷に入っては郷に従え”されましたでしょうか?
※自社インスタでも「吉野家が買えちゃうレベルの香港お年玉事情」など配信していますのでご興味あればぜひご覧ください!
ちなみに、私はというと、昨年身を固めた関係で『一転』 、なんと貰う側からあげる側へ、
更に夫婦になったことで負担額『2倍』の衝撃…
- 独身時代:自分が渡す分
- 結婚後:夫婦連名なので2倍…更に渡す対象が増加
といった事もあり、単純計算で出費も例年の3倍。
喜ぶ皆様の笑顔はプライスレスですが、私のお財布は『炎包』でスッカラカン
国際結婚をすると、ご祝儀も国際的!
さて、スッカラカンといえば本題の『国際結婚費用』なのですが、紅包・利是は御祝儀としても登場します。
結婚は初めてのことですので、全てが新鮮であり、先輩方から聞いていた結婚式前の『大ゲンカ』も経験し、今ではスッカリ丸くなりました(私が、、、)
その御祝儀事情に強烈な違和感を感じたのでシェアしておきますね。
日本だと当たり前ですが『日本円』で御祝儀をいただくのですが、妻の勤め先が非常にグローバルだったこともあり、
いただいたご祝儀の通貨も非常にグローバル。
- USD(米ドル)
- RMB(人民元)
- HKD(香港ドル)
はまだ序の口。
さらに
韓国ウォン、シンガポールドル、ユーロ、そして日本円……
ちょっとした地下銀行が出来るレベルで先進国通貨が我が家に集結しました。
いざ集計となると、
「これは今いくら?」
「このレートはいつの?」
「ウォンってゼロいくつだっけ?」
ご祝儀というより、為替トレーディングの練習問題。
為替変動で変わる?!ご祝儀の総額
式から数か月経過した現在も、最終的な合計金額は不明。
我が家の財務大臣(私ではない。。。)が全てを管理し、私は開示請求すら出来ない状態。笑
スタートしたばかりの国際結婚生活。
通貨の数だけ、文化があり、通貨が交流するように文化も交流していることを、肌で実感させて頂きました。
更に各国の通貨の中でも強い通貨、弱い通貨、金利の高い通貨、低い通貨など、
日々通貨価値自体も変動していることは、知識としては知っていましたが、
改めて自分の事として『運用に適している通貨は?』と考えると、『知名度』『流動性』『信頼性』の観点から、そんなに多くはないなぁ、、、と、分析していたところでした。
今回、結婚という人生における大イベントを経験したわけですが、文化の違いはもとより、お金の運用に対する価値観の違いも大いに学びがありました。
今までは自分だけの『へそくり運用』でしたが、夫婦型、家族型の『オープン型運用』へと、資産形成に対する心構えをアップグレードさせ、実践型FPとして社会貢献していきたいと誓いを新たにしたところでした。
とはいえ、夫婦(+犬)での家族団らんを楽しんで参りたいと思います。


まとめ
- 国際結婚で利是負担が夫婦連名で倍増
- 多通貨のご祝儀で集計が大混乱
- 通貨の価値や金利の違いを実感
- 運用に適した通貨を再考する機会に
- 夫婦型の資産運用へ意識が変化
- 文化交流と通貨交流を体感した結婚生活
筆者プロフィール
二十八 智大
- Insurance110香港所属
- 110Financial Support認定FP
2020年に香港へ渡り、翌年に香港の保険と出会ったことをきっかけに金融の道へ。2022年にInsurance110へ入社し、海外在住者へ「なぜ運用や投資が大事なのか」をわかりやすく伝えることを大切に活動中。海外FPとしての視点と、保険仲介人資格(Paper1・3)を活かした実務的な提案が強み。高校時代は、名門高校野球部所属の元甲子園球児!















