モルックとはフィンランド発祥のスポーツ。
木の棒を投げて木の棒を倒し、先に50点取った方が勝ち。
ボーリングとダーツを合わせたようなスポーツ、と言われています。
激しい動きを必要としないので、子供からお年寄りまで、年齢や性別を問わず楽しめるユニバーサルスポーツです。
誰でも楽しめるユニバーサルスポーツ

【第37回】ヘルシンキでのモルック世界大会リポート(後半戦)
前回はモルック世界大会の本戦前半とネイションズカップについてレポートさせて頂きました。
今回は、大会二日目以降の本選の続きをレポートしていきたいと思います。
前回記事はコチラ

本戦(後編)
一日目を終え、二日目。本戦予選の続きです!
鈴木本文に入る前に主なチームを紹介します!
- Yumchas
私、鈴木が所属するチーム。 - Victoria
昨年世界9位の香港最強チーム。 - Fluke JA
Jeffrey率いるチーム。
我がYumchasは引続き負け無し。
全員好調を維持しており、完璧な流れです。最終戦ではちょっとミスが出てしまい1set落としましたが、トータルで12勝1敗のグループ1位、全479チームのトータルランクでは20位となり余裕の予選通過。
Victoriaは70位、Fluke JAは72位とこちらも無事予選通過。
Black pig familyのみ下位トーナメントに回ることになりましたが、3チームが見事決勝T進出を果たしました。
決勝トーナメント初戦の激戦と結果
喜びもつかの間、この日の夕方から早速決勝T一回戦が始まります。
ここからは3セット先取の戦い。負けたら終わりの一発勝負です。
しかし、我がYumchasは危なげない戦いでフランスの「Koma」チームを3-0で退けます。
早速近くのコートで戦っていたFlukeの応援に行くと、判定について相手と何やら揉めたようで、ピリついた雰囲気。
その雰囲気に飲まれたのか、2セット先取したところから1セット取られてしまい、悪い流れになりかけましたが何とか断ち切りこちらも3-1で勝利。とりあえず2チームが二回戦進出です。
Victoriaがまさかの⁈ 涙のワケは
さて、撤収作業に入るか、と遠くを見ると、Victoriaの面々がまだ投げています。
練習試合でもやっているのかな?と思い近付いてみると、どうやら決勝Tの一回戦をまだ戦っているようです。
試合開始から、かれこれ1時間近く経っているのに、一体?コートに着き、得点表を見ると、何と2-2で第5セットに突入しています。
しかも、第5セットも終盤、両チームにリーチがかかっています。
香港最強のVictoriaに何が起きたんだ?と訝しんだ途端、相手チームから歓声が。
50点に達し、相手がこのセットを勝利、つまりはこの試合に勝った喜びの声でした。
まさか、前回9位のチームが決勝T初戦敗退とは…。しかも、相手はフィンランドの無名チーム。
普通にやれば負ける相手ではない筈ですが…。




胸熱すぎるカード。こんなカードが見られるのも世界大会ならでは。
まさかの結果に、Victoriaのメンバーはみな茫然自失。そして涙。
若いAnsonはいつものこととして、Atingや、普段は冷静なBig Eyeまでもが静かに涙を流しています。
WymanやAdrianは気丈に振舞っていますが、泣きたいのは恐らく彼らも同じでしょう。
さながら高校野球の一場面のようですが、この悔しい涙は、それだけみんな真剣にモルックに向き合ってきた証です。
悔しい結果ですが、Victoriaは若いチーム。まだまだ未来があります。来年に向けてまた頑張って欲しいです。
ホテルに帰ってこの日の結果を見ると、Victoriaだけでなく、かつて日本を制したことのある強豪チームVISTAAや昨年4位のMaestroなども一回戦で敗退していました。
やはり何があるか分からないのがモルックみたいです。
最終日の香港勢、その結果やいかに
最終日。決勝T二回戦ともなると、相手は徐々に強くなっていきます。
また、Victoriaが敗れたショックも大きかったのか、残ったYumchas、Fluke、ともにこの日は初戦であっけなく敗れてしまいました。
Flukeの相手は過去欧州チャンピオンにもなったことのあるエストニアのValluだったのでしかたないとして、Yumchasはフランスの【YATCH】というチームに敗戦。
YATCHは確かに上手いチームではありましたが、全然敵わない相手ではなかった。
この日は自分たちにミスが多く、言ってみれば自滅でした。やはり悔しい。
ここのところはToyo氏がとにかく一生懸命練習していたので、彼の為にももっと上に行きたかった。
が、最終日は疲れも貯まり、コンディションが合わなかったのも事実。また来年に向けて頑張るしかありません。
優勝を果たしたのは⁈最終結果と世界大会でのコミュニティ拡大
ちなみに、優勝/準優勝は日本が独占。日本マジヤバいっす。
3位には香港にも来てくれた豪州選手Dougieのチームが。銅メダルおめでとう!!


結果は伴わなかったものの、世界大会は相変わらず楽しかった!
海外勢との交流や、バッジの交換、日本人モルッカ―との久しぶりの再会、ミニゲームへの参加などなど。
今年も世界大会をきっかけに、コミュニティが広がったな~、と感じています。




ちょっと興味あるな~、という方、上手くなくとも全然スイス行けますので、お気軽に連絡下さいね~





練習参加については鈴木まで連絡下さい。
kameidoshoten@gmail.com
まとめ
- Yumchasは予選12勝1敗で余裕の通過。
- Victoriaは初戦敗退、涙の悔しさ。
- Fluke JAは初戦突破も二回戦で敗退。
- 最終日、香港勢は全て敗退し悔しさ残す。
- 優勝・準優勝は日本が独占、豪州が3位。
- 世界大会で交流とコミュニティ拡大を実感。
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