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空飛ぶアート キャセイ80周年塗装機が運航開始

キャセイパシフィック航空は、創立80周年を記念した特別塗装機の第3弾「スピリット・オブ・香港 ― 80周年記念エディション」の運航を2026年3月より開始しました。今回のプロジェクトは、香港を代表する文化・芸術拠点である「西九龍文化地区管理局(WKCDA)」とのコラボレーションにより実現したもので、4月15日の「世界芸術の日」に合わせ、その詳細が改めて公開されました。

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機体を「空飛ぶキャンバス」に

今回の特別塗装が施されたのは、ボーイングB777-300ER型機です。同機は、最新のビジネスクラス「アリア・スイート」を搭載するなど、機内環境の全面刷新が進められている主力機材です。デザインには、香港のマルチメディアアーティスト、ビクター・ウォン氏の作品を採用。最先端のデジタル技術を用いて生成された風景アートが機体全体を彩り、機体そのものを「空飛ぶキャンバス」へと昇華させ、人々・文化・アイデアを未来へとつなぐとともに、世界の空に新たなインスピレーションをもたらします。

キャセイは2023年からWKCDAの唯一のトラベルパートナーを務めており、これまでも香港故宮文化博物館や現代アート美術館「M+」への作品輸送、アーティストの渡航支援を行ってきました。今回の特別塗装機は、WKCDAのビジョン「Where Art Comes Alive」と、キャセイの理念「Move Beyond」を融合させた象徴的な取り組みとなります。

音楽で旅の始まりをより豊かに演出

また、視覚的なアートだけでなく、音の演出にも注力しています。香港の著名な音楽プロデューサー、パトリック・ルイ氏の手により、キャセイのソニック・ブランディング「Song of Cathay」がモダンジャズ風に再解釈されました。この新楽曲は2026年半ばから一部のフライトで導入される予定で、旅の始まりをより豊かに演出します。

キャセイグループのロナルド・ラム最高経営責任者(CEO)は、「80周年を祝うにあたり、伝統を重んじる復刻塗装と、未来を象徴する現代アート塗装の両方を採用した。今後も1,000億香港ドルを超える投資を継続し、香港の航空ハブとしての地位を強化していく」と述べています。世界各地の空を舞うこの「スピリット・オブ・香港」は、香港の創造性と文化的遺産を世界に届ける架け橋となることが期待されています。

【記事の概要】

  • アートをテーマにした特別塗装機が3月に運航を開始
  • 西九龍文化地区(WKCDA)との連携による「空飛ぶキャンバス」
  • 新ビジネスクラス「アリア・スイート」搭載のB777-300ERを採用
  • ビクター・ウォン氏のアートと、パトリック・ルイ氏の新楽曲を導入
  • 香港の文化・芸術の魅力を、航空ネットワークを通じて世界中へ届ける
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この記事を書いた人

香港在住2年目
運動、スポーツ観戦が大好きです!

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