2025年10月1日から、香港国際空港を利用する旅行者向けに「航空旅客出国税(APDT)」の払い戻し制度がリニューアルされました。これまで少し分かりにくかった手続きが、オンラインで簡単にできるようになったんです。日本からお子さん連れで香港を訪れる方や、香港経由で別の国へ行く方にとっても役立つ情報なので、香港への渡航前にチェックしておきましょう!
目次
香港出国税が返ってくる?損しないためのチェックポイント
APDTってなに?
- 香港国際空港を出発する12歳以上の乗客にかかる税金です。
- 航空券を買うときに自動的に加算されます。
- 税額は購入日によって異なり、2025年10月1日以降に買ったチケットはHK$200です。
払い戻しの対象になる人
次の条件に当てはまる場合は、払い戻しを受けられます:
- 直行乗り継ぎ・接続便の乗客
同じ日に香港に到着し、入国審査を通らずにそのまま別の便で出発する場合。(当日または翌日の出発便が対象) - 海路・橋経由で空港へ乗り継ぐ乗客(SkyPier経由)
フェリーやクロスボーダー・バスでスカイピア・ターミナルに到着し、制限区域内に滞在したまま飛行機に乗る場合。 - 12歳未満の子ども
出発日時点で12歳未満なら課税対象外。
申請の流れ
- 専用サイト APDT Refund Application Platform にアクセス
- パスポート情報や搭乗券、eチケット、レシートなどをアップロードし、「Submit」ボタンを押し、申請は完了!
※出国審査を通過し制限区域に入った後、もしくは帰路についた後、申請を完了させてください。(香港から出国を完了している必要があります。)
※出発後28日以内に申請を完了させる必要があります。
審査状況の確認方法
申請が完了すると同時に、Reference Numberが発行されますので、適切に控えておきましょう。メインページの“Check Application Status”から、同番号の入力によって最新状況の確認が可能です。
払い戻しの受け取り方
- クレジットカードやデビットカード(Visa, Mastercard, AMEX)*
- 電子決済サービス(Alipay、WeChat Pay)*
- 香港国際空港内の指定カウンターで現金受け取り
*手数料がかかる場合があります。
注意しておきたいこと
- 出発当日や前日に陸路・海路で香港を出国している場合は対象外です。
- 書類に不備があると払い戻しはできません。
- 払い戻しには数週間かかることもあります。
まとめ
- 香港の出国税(APDT)の払い戻し制度が2025年10月に変更。
- オンライン申請が可能になり、手続きが簡単に。 乗り継ぎ客や12歳未満の子どもは払い戻し対象。
- 出国後28日以内に申請する必要。
- 払い戻しはカード、電子決済、または空港で現金で受け取れる。
この制度のおかげで、これまで面倒に感じていた払い戻しがずっとスムーズになりました。香港を経由して旅行する人や、小さなお子さん連れの家族にとっては特にうれしい変更です。

旅行前に条件を確認しておけば、余計な出費を防げて安心ですね♪