上海ガニ(大閘蟹)のシーズン到来です!! 🦀✨

10月から12月にかけてが上海ガニ(大閘蟹)のシーズンです。
レストランで優雅にコース料理もいいけれど、今回私たちが挑んだのは……
「専門店で極上のカニを仕入れ、街市の熟食中心に持ち込んで蒸してもらう」という、上級者向けの裏技スタイル!
結論から言うと「コスパ最強&満足度爆発」でした!
上海ガニストリートがある九龍城へ

まず向かったのは、上海ガニストリートがある九龍城。
ここの専門店ストリート「侯王道」がすごいんです!通りには「大閘蟹」の看板がズラリ。ぎっちりに紐で縛られた蟹さんたちが陳列されています。圧巻!!



今回お世話になったのは、老舗の「永富食品公司」さん。
店先には人だかりができていて、みんな真剣な眼差しでカニを選定中。私たちもわちゃわちゃと相談しながら、狙いを定めていきます。
侯王道および「永富食品公司」の場所はこちら
お値段の仕組み

💰 上海ガニの価格は基本的に「重さ」で決まります。単位は「両(リョン)」。1両=約37.5gで、数字が大きいほど立派でお高いカニってこと!
例えば5両なら約188gですね。 重ければ身が詰まってる確率は高いけど、味の濃厚さは個体差があって、開けてビックリの「くじ引き」要素も(笑)。 「小さいのを数で勝負!」もアリだし、「特大サイズで夢を見る!」もロマン。お財布と相談して、運命の一杯を選び抜きましょう!
「本物をどうやって見分けるの?」と不安なあなたへ。ホンモノの上海ガニは甲羅がこんもり盛り上がってて、脚が太く短いのが特徴です!🦀 また、モズク蟹はとても生命力が高いので、キツク紐で縛られていてもモゾモゾと動いている蟹さんは元気な証拠ですので期待大。

専門店なら産地認証タグが付いてるから信頼度も高め。(数年前はニセタグがついた蟹が報道されていましたが…)。
せっかくなら本場の濃厚な旨味と香りを確実にゲットしたいですよね!
上海ガニの旬
上海ガニは、基本的には、「10月〜11月中旬は卵たっぷりのメス、11月中旬〜12月は白子がねっとりのオス」が旬。
いつもながら、どっちも捨てがたいので、迷ったら両方だ!!
ということで、今回は奮発して大サイズのオスとメスを1人1匹ずつ買うことに。
なんと総勢8名でのパーティーなので、合計16匹の大量購入です(笑)。

「これだけ買うなら!」と、お値段もほんのキモチおまけしてくれました。こういうやり取りも香港ならではの楽しさですね!
お店では、必須アイテムの「カニ酢(黒酢+生姜)」「解体用ハサミ」「臭み消しの乾燥紫蘇」も無料で添えてくれました。

活気あふれる「熟食中心」へ!
紅磡街市、潮州料理の「両合」さんへ
重たいカニを抱えて移動したのは、紅磡(ホンハム)街市の熟食中心。
香港名物「熟食中心(Cooked Food Centre)」は、市場の上にあるフードコートみたいな場所なんですが、ここのローカル感がたまらないんです!



今回、調理をお願いしたのは潮州料理の「両合」さん。実は事前に「カニ持ち込むから蒸して!」と予約済み。気になる持ち込み料(蒸し代)は、1匹あたり20香港ドル。
カニの持ち込みをした紅磡街市および「両合」はこちら
熟食中心のフロアでは、大テーブルにたくさんの人がワイワイやってます。この活気、高級店では味わえない!
さあ、前菜とワインを開けて(持ち込み無料最高!)、カニの到着を待ちます。
【上海ガニ必携! 付属品リスト】
- カニ酢:カニの甘みを引き立てる魔法のタレ!(カニ酢なしでも十分おいしい、という人もけっこういます)
- 解体用ハサミ&ピック:硬い殻もこれがあれば攻略可能。素手じゃ無理!
- ビニール手袋:上海蟹は香りが強く、脂も多いので、手袋必携です。
- 乾燥紫蘇:蒸す時に一緒にいれると臭み消しになります。
- ジンジャーティー(黒糖生姜茶):カニは体を冷やすので、食後のポカポカ用に必須☕️
*熟食中心でいただく場合は、このほかに「平皿」「ウェットティッシュ(大)」なども用意すると万全!


ドドーン!カニの山が到着!いざ実食!!

湯気を立てる16匹の上海ガニタワー! もうビジュアルだけで優勝です。
蟹タワーを思い存分写真を撮ったら、では、熱々のうちに処理をしていきます。
上海ガニは、かぶりつく前に大事な儀式(下処理)があります⚠️ 上海ガニには「食べちゃダメな部位」があるので、まずはそれを取り除きましょう!
【食べる前に除去! NG部位リスト】
- 腹の弁(フンドシ):まずはお腹の三角形(または丸形)の部分をパカッと外します。
- 心臓(六角形):フンドシを取った中(または甲羅を外した中央)にある白い六角形の物体。これは体を冷やす力が強すぎるので絶対に食べてはダメ!🙅♂️
- エラ(肺):甲羅を外した左右にある灰色のビラビラ。味もしないし食感も悪いのでむしり取ります。
- 胃袋&口周り:目の下のあたりにある袋状の胃と、硬い口周り。砂が入ってたり苦味の元になるのでポイ!🗑️
これらを綺麗に取り除いたら準備完了。
まずはメスから。
弁を取り、甲羅をパカッと開けると……
うおおおお! 鮮やかなオレンジ色の卵(内子)がぎっしり!! 😍


一口食べると、ホクホクとした食感と濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。
思わず全員、無言でカニと向き合う「カニ没頭タイム」に突入(笑)。
続いてオス。
こちらはねっとりとした白子が特徴。
口に入れた瞬間、クリーミーで濃厚な旨味がドカン! と脳天を直撃。
濃厚すぎて、ワインが進む進む! 🍷✨
ハサミとピックを駆使して、足の先まで身をほじくり出し、カニ酢につけてパクリ。
んん〜〜〜っ、最高!!!

気になるお会計は…?
さて、気になるお値段ですが……。
- 特大上海ガニ(2匹):320 HKD
- 蒸し代(2匹分):40 HKD
- その他料理(野菜炒め、スープ、焼きそば等):約 200 HKD
合計:約 560 HKD(1人あたり)
あれ、結構いきましたね…笑
正直、最初は400ドルくらいに抑える予定だったんです。
でもね、「せっかくならデカいカニ食べたいじゃん!」っていう欲望と、「両合さんの料理もおいしい!」っていうダブルの興奮で、ついついオーバーしちゃいました(笑)。
とはいえ!
レストランでこのサイズのカニを2匹も食べたら、コースで700ドル越えは確実。
そう考えると、この金額でこの満足感は破格すぎます!!
結論:熟食中心でのカニパは最強のエンタメだ!
おしゃれなレストランも素敵ですが、ビニール手袋をして、ハサミ片手にカニと格闘し、仲間と「うまい!」「やばい!」と叫びながら、ときに黙々と食べる熟食中心スタイル。
これこそ、香港生活の醍醐味ではないでしょうか!?
ただし、カニ用ハサミやビニール手袋など、道具の持参は必須!
あと、カニは体を冷やすので、食後のジンジャーティーもお忘れなく☕️
みなさんもぜひ、今年の秋は「熟食中心で上海ガニ」、チャレンジしてみてください!

上海蟹シーズンはあと1か月くらい!
自宅で蒸す場合は…
専門店で買った上海ガニは、もちろんご自宅でもいただけます!
蒸し方は、腹を上にして「しっかり」蒸すこと!だいたい20~25分が目安です。専門店では、蒸し方、いただき方のパンフレットもくれます。
熟食中心はちょっとハードルが高い…という方は、「ご自宅で上海ガニ」も怖がらずに挑戦してみてくださいね!









