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香港の歩みを多角的に見る 歴史博物館『香港物語』常設展が開幕

香港歴史博物館(HKMH)は、4月1日より、大規模な改修を経てリニューアルされた常設展「香港ストーリー」を開催します。今回の展示は、従来の単一的な歴史解説から脱却し、年代順の解説とテーマ別のキュレーションを組み合わせることで、来館者が香港の多面的な発展を深く理解できる構成となっています。

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4つの主要テーマを中心に構成

本展は「文化のルーツ」「東洋と西洋の出会い」「対日連合」「グローバル都市としての香港」という4つの主要テーマを中心に構成されています。全10個のギャラリーに、2,800点を超える貴重な工芸品や歴史写真、インタラクティブなマルチメディア展示が集結し、先史時代から現代に至るまでの香港の軌跡をたどります。

文化のルーツ

展示の冒頭「文化のルーツ」では、ラマ島で発掘された国家級の遺物「ヤジャン(儀式用の刀)」や、宋・元時代の陶磁器などを通じ、香港が古来より中国文明と深い文化的系譜を共有してきたことを強調しています。

東洋と西洋の出会い/対日連合

続く「東洋と西洋の出会い」では、アヘン戦争による激動の歴史から、独自の融合文化が花開いた近代までを扱います。1930年代の街並みが再現されたエリアでは、2階建て路面電車や漢方薬店が並び、新旧が共存する当時の独特な雰囲気を肌で感じることができます。また、戦時下の抵抗運動を紹介する「対日連合」では、香港が祖国と歩調を合わせ、困難な時代をどのように乗り越えたかに焦点が当てられています。

グローバル都市としての香港

後半の「グローバル都市としての香港」では、1970年代の質素な再定住住宅の再現や、旧啓徳空港のフライト情報ボード、賑やかなネオン街など、活気あふれる香港の黄金期を鮮やかに再現。キャベツパッチキッズや魔法瓶といった当時の代表的製品も展示され、経済発展の歩みを象徴しています。

「祖国と共に歩む」ギャラリー

展示の締めくくりとなる「祖国と共に歩む」ギャラリーでは、没入型プレゼンテーションを通じて香港の祖国復帰と「一国二制度」の実施、そして国家全体の発展に統合される新たな章が描かれます。ハブとしての役割を再定義した本展は、地元住民から観光客まで、香港のアイデンティティを再発見する貴重な機会となるでしょう。

【展示概要】

  • 名称: 常設展「香港ストーリー(香港物語)」
  • 場所: 香港歴史博物館(九龍・尖沙咀)
  • 開幕日: 2026年4月1日(水)
  • 入場料: 無料
  • 主な展示: 2,800点以上の遺物、1930年代の街並み再現、没入型映像
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この記事を書いた人

香港在住2年目
運動、スポーツ観戦が大好きです!

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