春節GW約143万人の観光客見込み
香港政府は、中国本土の春節ゴールデンウィーク(2月15~23日)に向け、観光客受け入れ体制の強化を進めています。入境管理署は期間中に約143万人の本土観光客が訪れると予測し、昨年比6%増と見込んでいます。香港観光局によると、約2,200の団体旅行も訪れる見通しです。
政府は主要観光地での群衆管理や交通対策を強化し、警察は祝賀行事に合わせて特別な交通手配を実施します。出入国審査場は通常の運用時間を維持し、港珠澳大橋や落馬洲・皇岡港は24時間稼働します。公共交通機関も増便され、MTRは旧正月期間に終夜運転を行います。また、キャンプ場や郊外エリアでの混雑対策、団体旅行客の保護、悪質商習慣の取り締まりも強化されます。
香港、牡蛎食中毒が多発
香港では1月下旬以降、生牡蛎を原因とする食中毒が相次いでいます。1月30日以降だけでも複数のレストランで発症が確認され、下痢や嘔吐、発熱などの症状を訴える人が相次ぎました。保健当局によりますと、患者の多くが生牡蛎や刺身を摂取しており、ノロウイルス感染が主因とみられています。
政府は食品環境衛生署を通じ、レストランへの立ち入り検査を強化し、問題となった牡蛎の提供停止や店内の消毒、従業員教育を指示しました。さらに、供給元の卸業者に対しても販売停止命令を出し、流通経路の調査を進めています。捜査の過程で卸業者の関与が強く疑われており、当局は関係者の刑事責任を視野に入れ、逮捕も含めた厳正な対応を取る方針です。
- 食中毒が報じられた直近の事例
- 1月26日 銅鑼湾「加賀屋」:生牡蛎・刺身を食べた12人が発症
- 1月27日 中環蘭桂坊「L’AMOUR」:生牡蛎を食べた4人が発症
- 1月28~29日 尖沙咀の韓国料理店:殻付き牡蛎などで6人が発症
- 1月30日 AIRSIDE「シェフズ・カッツ」:牡蛎を食べた6人が発症
- 1月31日~2月2日 沙田「Odelice」:生牡蛎を食べた4人が発症
- 2月上旬 中環マンダリン・オリエンタルホテル:ビュッフェ利用者8人が発症
MGMが香港空港連携ターミナル開設
MGMは、香港国際空港(HKIA)と珠海空港の連携により設立された「MGM香港国際空港シティターミナル」を、MGMコタイ内で正式に稼働開始しました。ターミナルはセルフチェックインや、リアルタイムのフライト情報を備え、毎日午前9時から午後6時30分まで運営されます。港珠澳大橋を経由し、香港国際空港へ約90分、珠海空港へ約60分でアクセスでき、マカオと周辺地域の旅行利便性が向上します。
今回の開設は、粤港澳大湾区における越境航空サービス強化の一環で、MGMは地域の相互接続性向上に寄与するとしています。ターミナルの利便性により、ビザ免除トランジット利用者のマカオ滞在延長にもつながると期待されています。香港空港管理局は、複合輸送サービスの拡大を進めており、2027年までにシティターミナルを50カ所に増やす計画です。
Uber、香港―マカオ越境移動を開始
Uberは、香港とマカオ間の移動をアプリ1つで完結できる新サービスを開始しました。新たに「香港・マカオ越境専用車」と、マカオでの「メーター制タクシー」予約機能を導入します。従来はフェリーやバス乗り換えが必要でしたが、今後はアプリで乗車場所と降車場所を選ぶだけで、両都市間のプライベート送迎を予約でき、料金は通行料込みの固定制となります。
越境専用車はKwoon Chung Bus Groupと提携し、出発90日前まで24時間前まで予約可能です。また、マカオでは認可タクシーをアプリで呼べるようになり、公式メーターに基づく料金をアプリ内で支払えます。多言語対応やリアルタイム追跡などUberの安全機能も利用できます。Uberは、両都市の移動体験向上と観光需要の拡大に寄与するとしています。
SOU・SOU×香港アート企画開催
京都発のテキスタイルブランド「SOU・SOU」は、香港の人気アーティスト王菀之氏が創作するキャラクター「fatBottle」とのコラボイベントを、香港の商業施設フェスティバル・ウォークで開催しています。会場には高さ1.5メートルのオブジェが並び、SOU・SOUのテキスタイルと融合した春節仕様の空間が広がります。期間限定ショップでは日本からの直送品や限定コラボ商品を販売し、日港の文化交流を体感できる内容となっています。開催は3月1日までです。




2月11日から旧正月恒例の花市が開幕
香港各地で旧正月恒例のフラワーマーケットが2月11日に一斉に開幕します。最も規模の大きいコーズウェイベイのビクトリアパークでは、400以上の屋台が並び過去最大規模となっています。市内では旺角や元朗を含む計14会場で春節フェアが開催され、花や植物のほか、縁起物の果実、乾物、軽食など多彩な商品が販売されています。各会場は旧正月当日の2月17日早朝まで7日間営業します。

香港でネオン文化を巡る展覧会「Luminous Neon」開催中
香港デザインセンターは、ネオン文化をテーマにした展覧会「光るネオン」を深水埗のDXデザインハブで開催しています。会期は2025年12月11日から2026年3月31日までで、入場は無料です。本展は、香港の象徴であるネオンサインの歴史と職人技、そして現代アートとしての新たな表現を紹介し、都市文化におけるネオンの役割を再考する内容となっています。

会場では、救出・修復された象徴的な看板が再び点灯し、往年の街並みを想起させるほか、新世代アーティストによる立体・平面作品も展示され、伝統と革新が交差する空間が広がります。また、ネオン保存活動を行う「テトラ・ネオン・エクスチェンジ(TNX)」の取り組みも紹介され、文化遺産としてのネオンの価値を伝えています。展覧会は、香港の光文化を未来へつなぐ試みとして注目を集めています。
- 📍日時・会場・リンク(リスト)
- 日時:2025年12月11日〜2026年3月31日
- 会場:The Gallery(DX Design Hub 1階)
- 住所:九龍・深水埗・東洲街280番地
- 会場リンク:https://www.hkdesigncentre.org/en/events/luminous-neon

