上環5100万円強盗 日・港・中6人関与の疑い
先週上環で発生した日本円5100万円強盗事件をめぐり、香港警察は日本人3人、中国本土出身者2人、香港在住者1人の計6人を逮捕し、事件の全容解明を進めています。事件は1月30日朝、羽田空港で強盗未遂に遭った50代男性が香港に到着した直後、上環の路上でリュックに入れていた現金を奪われたものです。警察は防犯カメラ映像などから犯行グループを特定し、空港や尖沙咀の仮想通貨取引所などで相次いで身柄を確保し、約1100万香港ドルを押収しました。
捜査の過程で、当初「被害者」として通報した日本人男性が、実際には犯行グループに情報を提供した内部協力者だった疑いが浮上しています。日本では同時期に東京・上野で4億円超の現金強盗、羽田空港で1億9000万円の強盗未遂が発生しており、いずれも香港への現金輸送に関わる人物が襲われていました。警視庁は手口の類似性から関連性を調べており、香港警察も日本側と連携し、国際的な現金輸送ルートを狙った組織的犯行の可能性を視野に捜査を続けています。
中国本土で春運本格化 過去最大95億人移動へ
中国本土では旧正月に向けた40日間の「春運」が本格化しており、今年は地域間の移動総数が過去最大の95億回に達すると予測されています。北京西駅をはじめ各地の主要駅や空港には、すでに帰省客や旅行客が集まり始めています。国家発展改革委員会は、自家用車などによる移動が約8割を占める一方、鉄道は5億4千万人、民間航空は9千5百万人を輸送すると見込んでおり、総規模と1日あたりのピーク輸送量が過去最高を更新する可能性が高いと説明しています。
李春林副主席は、春運は「数億人の団らんの期待を背負う複雑なプロジェクト」であると述べ、人気路線の輸送力強化や重要物資の輸送調整、安全対策の徹底、発券や保安検査、乗り継ぎサービスの最適化などを進める方針を示しました。関係部門が連携し、国民が安全かつ円滑に新年を迎えられるよう取り組んでいくとしています。
バス乗客のシートベルト義務 技術的欠陥で一時停止
香港政府は、バス乗客にシートベルト着用を義務付ける新条例について、法規に技術的な欠陥が見つかったとして運用を一時停止しました。陳美豹・運輸物流局長は司法機関との協議を経て、関連条項をいったん削除し、内容を精緻化したうえで改めて立法会に提出すると説明しました。これにより現在は、フランチャイズバス・非フランチャイズバスともに、乗客へ着用を義務付ける法的拘束力はありません。
陳局長は、条例施行後に市民やメディア、議員から多くの意見が寄せられたことを受け、政府として真摯に受け止めたと述べました。本来の目的は「乗客の安全確保」であると強調し、誤解や混乱を避けるためにも制度の改善が不可欠だとしています。今後は市民から幅広く意見を募り、規定を最適化したうえで再度立法会に諮る方針です。
一方、運輸省は引き続き安全意識の向上を呼びかけ、可能な限りシートベルト付き座席を選ぶよう乗客に注意喚起しています。新条例の施行初期には罰則も設けられていましたが、現在は啓発活動を優先し、安全文化の定着を目指すとしています。
週末に再び冷え込み 気温10度急降下へ
香港では今週、気温が大きく上下する「気温のジェットコースター」が続く見通しです。天文台によると、2月4日の立春を前に今朝の気温は新界・市区ともに13〜14℃でしたが、週後半にかけて一時的に暖かくなり、金曜日(6日)は18〜24℃まで上昇、上水では27℃に達する可能性もあります。湿度は70〜95%と高く、蒸し暑さを感じる時間帯もありそうです。
しかし、北東モンスーンが週末に華南沿岸へ南下する影響で、気温はわずか2日間で約10℃急降下し、日曜日には最低気温が14℃前後まで下がる見込みです。石崗や大帽嶺など一部地域では11℃まで冷え込む可能性もあります。
天文台は、今後1〜2日は沿岸部で強い東風が吹き、朝は涼しく感じられると予測しています。週後半は東風が弱まり日中は暖かくなるものの、週末から来週初めにかけて再び気温が下がるため、体調管理への注意を呼びかけています。
香港空港の桜まもなく見頃 拡張で160本に
香港では気温の上昇に伴い、香港国際空港の桜園が今年も開花の季節を迎えています。空港管理局によると、桜園は今年さらに拡張され、新たに39本を植樹し、園内の桜は合計160本となりました。面積も3万平方フィートへと広がり、立体的な遊歩道や脇道が整備され、写真撮影を楽しめる空間が増えています。



見頃は今後2〜3週間で、特にバレンタインデー前の1週間が最も美しい時期になる見通しです。一部の若い木は3月に開花する可能性もあります。桜園は過去2年間で約20万人が訪れており、今年も10万人の来場が見込まれています。
また、空港と東涌駅を結ぶ新ルートが開通し、従来より約200メートル短縮され、より安全でスムーズにアクセスできるようになりました。当局は混雑を避けるため、市民に「一度に集中せず、期間中に分散して訪れてほしい」と呼びかけています。空港管理局は今後も植樹を継続し、来年には第4期拡張も予定されています。
香港内の桜スポットについてはこちらも参照ください















