香港 豪雨続く 1週間に3度の黒雨警報
香港では集中豪雨が続いており、香港天文台は5日午前3時に黄色暴雨警告を発出後、同日午前5時50分に黒色暴雨警告を発出しました。この黒雨警告は、今年4度目の発出となり、前回の3回はいずれも過去1週間のうちに起こっており、7月29日(火)、8月2日(土)、8月4日(月)に記録されています。
これは広範囲で1時間あたり70ミリ以上の豪雨が観測され、降雨が継続すると予測されたため。新界北部や観塘、西貢などでは局地的に140ミリ以上の降雨があり、鉄砲水や浸水の危険が高まっています。山泥傾斜警告や雷雨警告も発令中で、市民には河川に近づかないなど安全確保を強く呼びかけています。
広東省でチクングニア熱が急拡大中
広東省仏山市では、蚊が媒介するチクングニア熱の感染者が急増しており、これまでに約6900人が感染したと報じられています。症状は発熱、関節痛、発疹などで、現在のところ重症例や死亡例は確認されていません。香港でも6年ぶりに感染者が1名確認され、患者は仏山市を訪れた12歳の男児です。
香港衛生署・衛生防護中心は8月4日、午後5時時点で新たなチクングニア熱感染例は報告されていないと発表しました。同センターは今後も監視を強化するとともに、空港や港では体温測定や症状のチェックも実施されており、必要に応じて病院へ紹介する体制が整えられています。また、海外から帰国後2週間以内は虫よけ剤の使用と体調管理を推奨。環境衛生署も、感染者の居住地周辺での防蚊対策を強化しており、市民には週1回の水換えやゴミ除去、排水溝の清掃を呼びかけています。

蘇州で邦人親子が駅構内で襲われ負傷
2025年7月31日夕方、中国江蘇省蘇州市の地下鉄駅構内で、日本人女性が子どもと歩行中、男に石のようなもので襲われ負傷し、病院で治療を受けました。容疑者は拘束され、女性の命に別状はありません。日本政府は中国側に邦人の安全確保と再発防止を求めています。昨年も同市で日本人母子が襲撃される事件があり、在上海総領事館は子連れの外出に注意を促しています。中国日本商会は遺憾の意を表し、関係者からは不安の声が上がっています。中国外務省は外国人の安全確保に努めると述べています。
香港最大規模のマイメロディとキキ&ララ50周年記念イベント

尖沙咀Harbour Cityでは、Sanrio Hong Kongと連携し、「My Melody・Kiki & Lala 50周年記念 夏祭り」を2025年7月29日〜9月7日に開催中。ショッピング・モール全体が幻想的な日本の祭り空間に変わり、視覚演出や参加型体験、限定グッズを楽しめます。オーシャン・ターミナル・フォアコートでは、7mの祭りステージやゲームブース、LED花火が登場し、マイメロディやキキ&ララが浴衣姿で太鼓の演奏を披露。訪れた人々は日本の祝祭ムードをたっぷり体感できます。

香港の夏は、各種IPキャラクターが席巻中!
