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【香港UPDATE】2025年6月24日

中港間のクロスボーダーペイメントパス始動

「クロスボーダーペイメントパス(跨境支付通)」は、中国本土のインターネット銀行間決済システム(IBPS)と香港のファスターペイメントシステム(FPS)を接続し、両地域の住民や機関に対して安全かつ効率的で便利なリアルタイムのクロスボーダー送金サービスを提供するものです。利用者は、受取人の携帯電話番号または口座番号を入力するだけで、小額の送金が即時に行えます。香港金融管理局と中国人民銀行は、2025年6月22日からサービス提供を開始し、初期段階では両地域で6機関が参加し、今後順次拡大予定としています。

ムスリムフレンドリー観光地 香港世界3位

香港は、CrescentRatingとMastercardによる「グローバル・ムスリム・トラベル・インデックス(GMTI)2025」で、非OIC諸国部門において3位となり、「今年最も有望なムスリムフレンドリーな旅行先」に選ばれました。香港観光局は、認証・教育・プロモーションの3本柱に基づき、観光地としての整備を進めています。2024年初頭に約100軒だったムスリムフレンドリー認証飲食店は、現在約190軒に増加し、60以上のホテルやアトラクション、展示会場も認証を取得しています。ザ・ミラ香港やカオルーン・シャングリ・ラ香港、ゴンピン360、香港コンベンション&エキシビションセンターなどの施設が各カテゴリーで表彰されました。観光局は、専用サイトや招請事業を通じて情報発信を行っています。

香港市民の深圳消費 電子決済27%増

2023年の出入境再開以降、深圳市は香港市民の消費促進を目的に電子決済の普及を推進してきました。2025年1~5月の非現金取引件数と金額は、香港市民によるものがそれぞれ前年同期比25%、27%増となり、域外住民全体のうち件数で68%、金額で60%を占めました。特にスーパーマーケットと外食分野に消費が集中し、70%以上を占めています。また、交通分野の支出は前年比40%増と大きな伸びを示しています。メーデー連休中は、香港市民による非現金決済が大半を占め、急増しました。 (提供:香港ポスト https://hkmn.jp/

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この記事を書いた人

香港大好き20余年。マラソン超遅ランナー

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