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【香港UPDATE】2025年5月27日

香港政府 観光ホットスポット開発プロジェクトを発表

香港政府は観光業の活性化を図るため、新たな観光ホットスポット開発プロジェクトを発表しました。行政担当副長官の卓永興氏を中心とするワーキンググループは、香港の観光資源を統合・改善し、短期間で実現可能な9つのプロジェクトを選定しました。観光産業の発展と地域経済の活性化を目指しています。

発表されたプロジェクトには、香港の産業ブランドを活用した「Made in Hong Kong」の観光開発や、ビクトリアパークで週末限定で開催される「ビクトリア パーク マーケット」、紫のジャカランダを植樹し鑑賞エリアを拡大する「ジャカランダガーデン」などが含まれます。また、セントラル地区のエスカレーターを活用し、観光スポットや飲食店と連携する「旧市街ツアー」、九龍城の歴史やグルメを紹介する「香港ドラゴンシティツアー」も計画されています。

さらに、香港の規律部隊をテーマにした博物館ツアーや、旧油麻地警察署の公開、ハイキングルートを活用した「四山観光」、旧紅磡鉄道貨物ターミナルをイベントスペースとして活用する計画も進められています。(GovHK)

CCC子会社蔦屋投資 深圳企業とアート分野で協力

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)の子会社である蔦屋投資(上海)有限公司と、中国でアート事業を展開する雅昌文化(アートロン)がパートナーシップ契約を締結したと発表しました。この提携は、アート市場世界第2位の中国で、アートを核とした空間デザインを推進することを目的としています。CCCのライフスタイル提案やブックディレクションと、アートロンのアーカイブ技術を組み合わせ、商業施設やホテル、マンション向けに新たな価値を提供すると発表。蔦屋投資は中国で蔦屋蔦屋投資書店やTSUTAYA BOOKSTOREを展開。アートロンはアート印刷やデジタルアーカイブを強みに持ち、中国国内外で幅広いサービスを展開しています。

香港科技大 米国ハーバード大留学生受け入れへ

アメリカのハーバード大学はトランプ政権による留学生受け入れ資格の停止措置を受け、香港科技大学は5月23日、ハーバード大学の留学生を「無条件で」受け入れると発表しました。 ハーバード大学はトランプ政権のカリキュラム変更要求を拒否したため、政府との対立が続いています。政権は極左や反ユダヤ主義的な動きが大学で広がっているとし、締めつけを強めています。 ハーバード大学の留学生の約4分の1は外国人で、そのうち1203人が中国からの学生です。
香港科技大学は、転学希望者への入学手続きやビザ取得の支援、住居探しのサポートを行い、スムーズな受け入れを進めるとしています。米国土安全保障省は、新年度からハーバード大学に留学する外国人学生はビザが取得できず、滞在資格も得られないと発表しています。

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この記事を書いた人

香港大好き20余年。マラソン超遅ランナー

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