モルックとはフィンランド発祥のスポーツ。
木の棒を投げて木の棒を倒し、先に50点取った方が勝ち。
ボーリングとダーツを合わせたようなスポーツ、と言われています。
激しい動きを必要としないので、子供からお年寄りまで、年齢や性別を問わず楽しめるユニバーサルスポーツです。
【第16回】香港ランキングマッチ進捗リポート!
昨年から始まった世界大会ネイションズカップ代表選手を選出する取り組み「香港ランキングマッチ」ですが、今年もひっそりと始まり、既に二戦目が終了しています。
団体戦では50名もの参加者
静かな船出ではありますが、ありがたいことに昨年よりは参加者も着実に増えており、初戦のシングルスは22名、二戦目の団体戦は50名もの選手が参加してくれました。
香港でのモルックは、日本や本場フィンランドと比べると普及はまだまだですが、ちょっとずつは浸透しているのかな、という感じです。

来年の世界大会はフィンランドの首都ヘルシンキでの開催(モルック世界大会の歴史上、一国の首都で開催するのは初のこと!)なので、香港からのアクセスもよく、移動負担の少ない大会になると思います。
今年のポーランド・ゴウォッチズナは今思い出しても移動がなかなか大変でした。。。
ランキングマッチ:現在の順位
さて、今年の香港ランキングマッチですが、二戦目を終えてのトップ4は下記のような結果となっています。
以上の通り、縦投げ職人のWymanこと何文偉選手が一戦目、二戦目とも連勝し、スタートダッシュに成功しています。
特に、一戦目は予選から決勝まで1セットも落とさないというパーフェクトな戦いぶりで、他の選手を寄せ付けませんでした。
聞くところによれば、彼は、週末や平日夜の練習は勿論のこと、平日朝出勤前に練習することもあるそうで、このスタートダッシュも納得です。
2位につける黎俊傑選手は何文偉選手のチームメイトで、モルック歴の長いプレイヤー。
3位の葉俊廷選手は期待の若手で、最近メキメキ力をつけている選手。
4位は香港のエース梁皓迅選手ですが、彼は最近バスケに浮気にしているようで、モルックの練習はどうもご無沙汰している様子。
まぁ彼はまだ16歳ですし、いろいろトライしてみるのもよいでしょう。

世代を超えたモルッカーの対決!
ちなみに、このネイションズカップ出場圏ギリギリの4位以下は混戦となっており、5位には某大手航空会社の現役パイロット、空飛ぶモルッカ―ことAdrianや小学生ナンバーワン選手のJayden、12歳ながらモルック歴は5年を超えるLongなど、若い新戦力が追走している形です。

この他、ランキング上位ではありませんが、PriscillaやVictorといったシニア勢もポイントを獲得しており、子どもから高齢者まで様々な年齢層の選手によるランキングとなっております。
このランキングが来年7月にはどうなっているのか、とても楽しみです。
なお、昨年度、上位4名には協会から世界大会への参加手当が、上位8名には賞状とメダルが送られました。
今年のランキングマッチはまだ始まったばかり。
まだまだ間に合いますので、ご興味ある方、参加してみてはいかがでしょうか。
国際大会「香港オープン」 開催日決定!
さて、最後にもう一つお知らせ。
香港最大のモルック大会である「香港オープン」の開催が12/14(日)に決まりました。

この大会は国際大会となっており、海外からもモルッカ―たちがやってきます。
試合方式は1チーム2名~4名の団体戦です。昨年は日本からも4チームの参加があり、大変盛り上がりました。
規模は小さいですが、物販も予定されております。
香港一のモルックの祭典へのご参加、是非ご検討下さい!!
まとめ
- モルックはフィンランド発祥のスポーツ
- 木の棒を倒して50点先取で勝利
- 香港ランキングマッチが今年も開催
- 年齢問わず楽しめるユニバーサル競技
- 世界大会は来年ヘルシンキで開催予定
- 香港オープンは12/14に国際大会として開催
鈴木練習参加については鈴木まで連絡下さい。
kameidoshoten@gmail.com
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