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【第6回】モルック 香港代表への道!

目次

モルックとは?

モルックとはフィンランド発祥のスポーツ。
木の棒を投げて木の棒を倒し、先に50点取った方が勝ち。
ボーリングとダーツを合わせたようなスポーツ、と言われています。
激しい動きを必要としないので、子供からお年寄りまで、年齢や性別を問わず楽しめるユニバーサルスポーツです。

モルック ルールと遊び方 | モルック日本総代理店

毎月開催「香港ランキングマッチ」!

5月は参加上限の30人から申し込み!

連載第4回目でも紹介しましたが、香港モルック協会では「香港ランキングマッチ」という大会を毎月一回開催しています。

奇数月は個人戦、偶数月は団体戦の大会です。5月には第9戦が開催され、参加上限の30人から申し込みがありました。

徐々にではありますが、大会への参加者も増えてきており、協会としても嬉しい限りです。

ランキングマッチ第9戦は30人が参加。熱戦でした!

優勝は「精密機械」こと陳天恩選手

この第9戦では、「精密機械」こと陳天恩選手が優勝。大会を通して安定した投擲を見せ、危なげない勝ち方でした。

準優勝は参加選手中最年長の文月漢選手。71歳のベテランですが、こちらもミスの無い投擲を続け決勝まで駒を進めました。最後は陳天恩選手に敗れましたが、この結果に参加者全員拍手を送りました。

日本人選手も2名参戦!

この第9戦には、二名の日本人も参加しました。モルックネーム「Bull」こと牛島和彦選手と「Taka」こと鈴木崇仁選手です。

(私も鈴木ですので、ここでは鈴木崇仁選手をTaka選手とお呼びします)

牛島選手は日本にいる頃からモルックを楽しんでいたという経験者。その腕前もなかなかのもので、今回も香港人以外では唯一ベスト8入り。ベスト8の試合も、激戦の末敗れるという非常に惜しい内容でした。

Taka選手は、初戦でいきなり牛島選手との日本人対決、というクジ運の悪さもあり、初戦敗退となってしまいましたが、香港に来て初めてモルックを知ったというビギナーながら善戦。今後に期待の持てる試合内容でした。

日本人選手に聞いた!モルックを始めたきっかけ

大会後、牛島選手とTaka選手にモルックを始めたきっかけやおススメポイントを聞いてみました。

牛島「私は日本でキャンプをする際のレクリエーションとしてモルックを知りました。日本では家族やパパ友、ママ友とモルックをやっていたのですが、香港ではさすがにモルッカ―はいないだろう、と思って調べてみたところ、やっている人がいたので正直驚きました。しかも、競技として熱心にやっているという点も予想外でした」

Taka「私は新しいことに取り組んでみたいという思いでリサーチしていたところ、たまたま見つけたのがモルックでした。最初は何だこれ? という感じでしたが、やってみると意外に面白く、気軽にできる点も良いと思いました」

手厳しい!?香港の競技環境への感想

牛島「経験者からすると、香港でのモルックはグラウンド環境が良くないのでもっと改善の余地があると思う。『さらば青春の光』の森田さんみたいな広告塔がいないのも残念なところ。協会にはもっと頑張って貰いたいですが、逆に言えば伸びしろしかない。ゼロに近いところから新しい価値を作れるのは魅力ですね」

Takaモルックの大会では香港人と直ぐ仲良くなれるので、現地人の友だちを作りたい人にはおススメ。一人でも楽しめますが、仲間や家族とやるともっと楽しいと思います。身体だけではなく頭も使うスポーツなので、若者だけでなくお年寄りにもピッタリ。とにかく気軽に始められるので、ぜひ大勢の人に体験してもらいたいですね」

牛島選手からは厳しい指摘もありましたが、率直な意見はありがたい限り。

語学堪能なTaka選手ならではのおススメポイントも聞けましたが、確かに私もモルックを始めてから香港人の友人がめちゃくちゃ増えました。

お二人には今後ともぜひ活躍して貰いたいです。

次回のランキングマッチ第10戦は6/28(土)開催、1チーム2~3人の団体戦です。

誰でも気軽に参加できる大会ですので、ご興味のある方は

鈴木

私までご連絡ください。
kameidoshoten@gmail.com

大会以外、体験会なども随時実施しております。

次回は、日本で開催されるジャパンオープンの様子をレポート致します。

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この記事を書いた人

香港モルック協会(中国香港木棋総会)副主席

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