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「香港ホリデー&トラベルエキスポ2026秋」取材ルポ!日本の地方旅行に関心を寄せる香港の旅行客

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「香港ホリデー&トラベルエキスポ2026秋」現地ルポ!日本の地方旅行に関心を寄せる香港の旅行客

  • イベント名: 香港ホリデー&トラベルエキスポ2026秋(Hong Kong Holiday & Travel Expo 2026 Autumn)
  • 会場: 香港コンベンション&エキシビションセンター (Hong Kong Convention and Exhibition Centre)Hall 5BCD
  • 主催: Exhibition Group Limited(協辦:香港旅遊業議會 Travel Industry Council of Hong Kong)
  • 来場者数: 3日間で25万人以上を記録(主催者発表)

 世界150以上の国・地域をカバーする1,000以上のツアーが出展。中央アジアや中国本土の深掘りツアー、高級クルーズなどが注目を集めたほか、日本からは22ブースが集結した「ジャパンパビリオン」が出展し、地方都市の魅力や体験型観光を求める大勢の来場者で終日賑わいを見せました。

世界とつながる旅の祭典

2026年9月25日(金)からの3日間、香港会議展覧中心にて開催された「香港ホリデー&トラベルエキスポ2026秋」。
会期中は華やかなライオンダンスなどのオープニングセレモニーを皮切りに、連日大きな賑わいを見せました。

華やかなライオンダンスで開幕を祝ったオープニングセレモニー

会場内には大手旅行社をはじめ、世界各国の観光局や航空会社が集結。大型ビジョンと美しい電飾で存在感を放つマカオブース 、パプアニューギニアのブースでは伝統衣装のパフォーマンスが披露されたほか、公式マスコットの回遊やご当地キャラクター「易易(いーいー)モモ」が登場し、あちこちで写真撮影の輪が広がる大盛況となりました。

マカオブース


世界各地のツアーやクルーズが集結 

今回のエキスポでは、より多様化する香港人の旅行ニーズに応える展示が目立ちました。

ゆったりと海を巡る「クルーズ旅行」コーナーが賑わいを見せる一方、注目を集めたのが大手旅行代理店「Mira Travel(ミラトラベル)」です。個人手配が難しい中東・アフリカ・中央アジア(エジプト、ドバイ、カザフスタンなど)へのツアーを格安でラインナップし、熱心に相談する旅行ファンの姿が見られました。

また、地元で絶大な人気を誇る「EGLツアー(東瀛遊)」などのブースでも、特設ステージでの講座やイベント限定の割引特典を実施。秋冬の格安ツアーの相談からその場での予約・販売まで完結する利便性も大きな魅力となっていました。

賑わいを見せる「クルーズ旅行」コーナー

22ブースが集結!熱気あふれる「ジャパンパビリオン」

会場内でも大きな人だかりができていたのが、日本から22ブースが出展する「ジャパンパビリオン」です。
各自治体や企業が、香港の旅行好きの人々へ向けて工夫を凝らした魅力発信を行っていました。

【青森県】

繁体字の大型パネルを設置。香港からのアクセスや県内主要エリアの観光マップを分かりやすく解説。

【東武鉄道グループ】

インバウンド向けの観光割引切符やお得なフリーパス、主要路線図の大型バナーを掲示。日光・鬼怒川方面などへの鉄道旅に関心が集まりました。

【栃木県】

世界遺産「日光東照宮」や「華厳ノ滝」、ご当地グルメを壁一面でアピール(2日目からは人気キャラ「とちまるくん」も登場)。

【静岡県】

富士山周辺や伊豆半島のホテル・アクティビティを紹介。指定SNSフォローでもらえるご当地キーホルダー体験も大好評。

【熊本県・福岡県宮若市】

熊本県は「くまモン」の登場に加え『ONE PIECE』熊本復興プロジェクトの等身大銅像マップを展示。宮若市ブースでは愛らしい「追い出し猫」が目を引いていました。

【鳥取県・島根県】

『ゲゲゲの鬼太郎』の水木しげる先生や『名探偵コナン』の青山剛昌先生の出身地として「まんが王国とっとり」の観光ガイド配布のほか、「トリピー」や「らくだコナン」のコラボグッズを展示。島根県「しまねっこ」とともに山陰の魅力をアピール。

【石川県】

人気アニメ『ラブライブ!』シリーズとのコラボで「聖地巡礼」を提案。直行便アクセスに加え、「北陸アーチパス」やレンタカーを活用した金沢・加賀・能登への周遊ルートを提示。

【JAPAN AIRLINES(日本航空)、TRUST BANK 】

「六文銭(ろくもんせん)」の紋章のはいった簡単に着用できる観光PR用の体験型甲冑(鎧)です。ポーズを決めて記念撮影も!

現地取材で実感!「リピーター層が狙う、一歩踏み込んだ日本の地方旅」

現地取材を通してもっとも印象的だったのは、ジャパンパビリオンのどのブースでもスタッフへ熱心に質問を投げかける香港の人々の姿でした。

会場では、東京・大阪などの定番ルートだけでなく、日本の地方都市やまだ訪れたことのない地域について質問する来場者の姿も見られました。

「レンタカーでの最も効率的なルートはどれか」「自分たちの周遊計画に最適な割引切符はどれか」など、事前に行き方を調べた上で具体的でニッチな質問を重ねる来場者もいて、香港の人々の日本旅行に対する知識の深さと、熱量を肌で感じる取材となりました。

各地が趣向を凝らしたPRを展開

各ブースではご当地キャラクターや人気コンテンツとのコラボ企画を展開、それぞれの地域ならではの魅力を来場者へアピールしました。

個性豊かな企画が並ぶ会場の様子を、写真とともに一部ご紹介いたします♪

石川県ブース

島根県・鳥取県ブース

(左からしまねっこ 、ラクダのぬいぐるみ トリピー )
日本の山陰地方(島根県・鳥取県)の有名なご当地マスコットキャラクターたち

熊本県・福岡県宮若市ブース

福岡県宮若市の特産品であり縁起物
「宮若追い出し猫(みやわかおいだしねこ)」

東京駅一番街ブース

次の旅のインスピレーションが詰まった充実のイベント

お得なグローバルツアーの購入、マスコットとの交流、そして日本のディープな地方旅の開拓まで――。
「香港ホリデー&トラベルエキスポ2026秋」は、世界各地の旅行情報が集まり、日本では地方都市や周遊旅行に関する展示も多く見られました。次の旅先を探す人にとって、さまざまな選択肢に触れられるイベントでした。 

追記:同会場にて「秋季家居博覽 2026」も併催

旅行博の開催期間中、同会場(Hall 3BCDE)では家具やインテリアをテーマとした「秋季家居博覽」も行われていました。日本からは「西川(NISHIKAWA)」などの有名ブランドが出展。旅だけでなく快適な暮らしづくりにも注目が集まる香港の“今”を感じられる空間となっていました。

家具フェア会場と西川ブース

次の旅先を探す人にとって、様々な選択肢に触れられるイベントでした。
ご旅行をご予定の方は、ぜひチェックしに行ってみて!

(撮影:美夏.K、写真提供:コンパスコミュニケーションズ、栃木県香港事務所)

次回は2027年2月末開催予定!

まとめ

  1. 3日間で25万人超が来場した旅行博
  2. 世界150超の国・地域の旅情報が集結
  3. 中央アジアやクルーズ旅行が人気
  4. ジャパンパビリオンに22ブース出展
  5. 地方観光や体験型旅行への関心高まる
  6. 香港人の日本旅行知識の深さを実感

著者プロフィール

美夏.K

香港在住35年、日系企業を経てフリーランスライターに。現地の「今」を発信中。

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