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【香港UPDATE】2026年3月16日

4月1日から全タクシー電子決済義務化

香港運輸署は、4月1日から全てのタクシーで電子決済の提供が義務化されると発表しました。運輸署はSNSで「すべてのタクシー運転手は電子決済手段を提供しなければならない」と強調し、乗客の利便性向上と決済記録の保持が可能になると説明しています。

新制度では、QRコード方式と非QRコード方式の双方を最低1種類ずつ導入する必要があります。これにより、乗客は現金不足を心配せずに利用でき、運転手側も釣り銭対応の手間や現金紛失のリスクが減るとしています。

運輸署は今後も講習や広報活動を通じ、運転手に対して電子決済の導入と使用方法を周知していく方針です。今回の義務化は、香港全体で進むキャッシュレス化の一環として、タクシー業界にも大きな転換点となります。

キャセイとHK Expressが燃油費増額

キャセイパシフィック航空とHKエクスプレスは、3月18日から燃油サーチャージを引き上げると発表しました。中東情勢による航空燃料のコスト上昇が運賃に直接影響する形となります。今回の改定は香港発の全路線に適用され、短距離・中距離・長距離のいずれの区間でもサーチャージが増額されます。

今回の値上げは、航空各社が世界的な燃料価格の変動に直面する中での対応であり、香港の航空市場にも影響が及ぶ見通しです。利用者にとっては追加負担となりますが、航空会社は「安全で安定した運航を継続するための必要な調整」と理解を求めています。

  • キャセイパシフィック、3月18日から燃油サーチャージ倍増
    • 短距離 HK$142→HK$290、中距離 HK$264→HK$541、長距離 HK$569→HK$1,164。
    • 日本発の燃油サーチャージは据え置き。日本→香港は 5,000円のまま。
  • HKエクスプレス、3月18日から燃油サーチャージを全面改定
    • 短距離 HK$142→HK$290、中距離 HK$264→HK$541、長距離 HK$569→HK$1,164。
    • 日本発の燃油サーチャージは据え置き
  • Hong Kong Airlines、短距離+30%・長距離+HK$150 値上げ
    • 日本・韓国・東南アジア路線はHK$212へ。長距離はHK$739に。
  • Greater Bay Airlines、燃油サーチャージ104%値上げ
    • 香港発のほぼ全路線でHK$142→HK$290に倍増。

香港警察、2週間の交通取締り強化へ

香港警察は17日から31日まで、全港で交通安全に関する集中的な取締りを実施すると発表しました。重点は、交通事故の主因となっている「不専注駕駛(ながら運転)」と、行人の違法横断行為の取り締まりです。警察によると、昨年の交通事故死者は96人で、そのうち52人が歩行者でした。歩行者の死亡者数は前年より24%増加しており、信号無視や車のすき間を横断する行為が事故につながっていると指摘しています。

警察は、歩行者に対し「避三害」(赤信号横断・車間すり抜け・死角無視を避ける)を呼びかけ、青色信号を渡ることのほか、横断歩道や歩道橋、歩行者用トンネルを利用するなど「行人四寶」の積極利用を促しています。ドライバーには、運転中のスマートフォン使用を含むあらゆる分散行為を避け、常に注意と譲り合いを心がけるよう求めています。

中国15次計画承認、香港も連動

中国の全国人民代表大会(NPC)は2026年3月12日、政府活動報告の決議と「第15次五カ年計画」の概要を承認し閉幕しました。会議では環境保護、民族団結、国家発展計画に関する3つの法律も可決され、今夏から順次施行されます。

今回の五カ年計画には、香港に関わる政策も盛り込まれています。中央は香港の長期的繁栄と安定を支える方針を示し、イノベーション産業の育成、国際金融センター機能の強化、文化・観光交流の拡大、そして粤港澳大湾区(GBA)との一体的発展を重点項目として位置づけました。

李家超行政長官は「香港初の五カ年計画は深い影響を持つ」と述べ、国家計画と連動して社会経済の発展を進める考えを強調しました。

香港花展、今年の花はストック

香港の春の恒例行事「香港フラワーショー」が、3月20日から29日までコーズウェイベイのビクトリア公園で開催されます。今年のテーマは「花語尋『香』——細味城市特色」で、テーマフラワーは紫羅蘭として知られる「ストック」です。南欧原産の多年草で、紫やピンクなど多彩な花色が特徴です。会場では香港や中国本土、海外の園芸機関が育てた品種が展示され、植木鉢や園芸用品の販売も行われます。

フラワーショーの開催に合わせて、市内の郵便ポストには花に水を遣るレジャー文化サービス部(LCSD)公式マスコットが登場。

香港国際映画祭、50周年で新章へ

50回目を迎える香港国際映画祭(HKIFF)が、4月1日から12日まで開催されます。今年のテーマは「50年、そしてその先へ:未来を形作る」で、半世紀の歩みと革新への姿勢を示します。テーマデザインは地元アーティストのシウ・ハク氏が担当し、俳優のアンジェラ・ユエンとトニー・ウーがアンバサダーを務めます。香港市庁舎では50年の歴史を振り返る特別展が開かれ、香港フィルと協力した「花様年華 in コンサート」のアジア初演も行われます。

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この記事を書いた人

香港大好き20余年。マラソン超遅ランナー。

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