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【香港UPDATE】2025年12月23日

香港11月訪問者数420万人、17%増

香港政府観光局(HKTB)は2025年12月15日、11月の訪問者数(暫定値)が約420万人となり、前年同月比で17%増加したと発表しました。2025年1~11月の累計は約4525万人で、前年同期比12%増となり、2024年通年実績を上回りました。 

内訳では、中国本土からの訪問者が約3450万人と11%増加。中国本土以外は約1077万人で16%増となりました。市場別では、短距離・長距離ともにおおむね2割近い伸びを示しています。

在香港日本国総領事館、年末年始の休館と注意喚起

在香港日本国総領事館は、2025~2026年の年末年始の休館日と安全対策について発表しました。
同館は2025年12月25日(木)・26日(金)のクリスマス休暇に加え、12月29日(月)から2026年1月2日(金)まで年末年始のため休館します。

土日を含め、12月25日から1月4日まで休館し、1月5日(月)から通常開館となります。

年末年始は人の往来が増えるため、外出時の注意を呼びかけています。特に中国本土へ入境する場合、次の点に留意するよう求めています。

  • 現地の習慣を尊重し、言動や態度に注意する
  • 大声で話す、集団で騒ぐなど目立つ行為を避ける
  • 人混みや日本人が多く集まる場所を可能な限り避ける
  • 不審に感じた場合は近付かず、その場を離れる

また、休館中でも事件・事故の緊急対応は行うとしています。パスポートの紛失・盗難は再発給に1か月以上かかる可能性があるため、厳重な管理を呼びかけています。

休館期間中の緊急連絡先は以下のとおりです。事件・事故などの緊急時には、休館日や閉館時間帯でも対応するとしています。

  • 電話番号:2522-1184 ※香港外からは (地域番号852)2522-1184
  • メールアドレスryojicgjhk@hn.mofa.go.jp

香港年越し花火中止、遮打道で開催へ

香港政府観光局(HKTB)は2025年12月17日、同年大みそかの年越しカウントダウンイベントを、中環の遮打道(チャーターロード)歩行者天国で開催すると発表しました。例年行われてきたビクトリア・ハーバーでの花火打ち上げは実施せず、会場を市中心部に移して実施します。 

HKTBは今回の催しを通じて、市民や観光客に向けて「前向きなエネルギーや思いやり、平和への願いを伝え、希望に満ちた新年を迎えたい」としています。具体的なプログラム内容や当日の運営方法など、詳細は後日あらためて公表される予定です。

大埔・宏福苑火災、死者161人に

香港公共放送RTHKは、2025年12月20日、大埔の公共住宅「宏福苑」で発生した五級火災について、死者数が161人に増えたと報じました。現場で発見された遺体を科学鑑定した結果、1体の遺体から新たに別の人物のDNAが見つかり、2人が夫婦であることが確認されました。また、失聯していた6件のうち5人は火災で死亡し、残る1人は火災発生前に死亡していたことが判明しました。これで火災に関する消息不明者は0となりました。

また、12月22日には政府が設立した援助基金「大埔宏福苑援助基金」に外部から約38億香港ドルの寄付が集まったと報じられました。政府の拠出金3億香港ドルを含め、基金総額は約41億香港ドルとなり、被災住民の住居再建など長期的な支援に充てられます。

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