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香港で育つ子どもの学習ギャップを個別指導でサポート
お子さんの学習進捗はさまざま
香港市進では、小中高校生向けに個別指導を中心に、日本語をベースにした教育を提供しています。「香港で日系の学習塾に通う動機はご家庭によって様々です」と香港市進講師の水嶋望さんはいいます。
「インターナショナルスクール(インター校)に通うお子さんの場合は、親御さんが『親の母国語も伸ばしてほしい』という思いから通う方もいらっしゃいますし、日本での中学受験、高校受験を見据えて通っていらっしゃるお子さんもいます」
香港市進では、生徒の目標設定に応じたカリキュラムの設計を行っているそう。香港で育つ子どもたちは、インター校と日本人学校の教育環境の違いによる学習の壁に直面するのだとか。インター校では英語中心のため、当然日本語の文章力や語彙が育ちにくいもの。さらに計算の方法やロジックの組み立て方も日本と異なるため、学力があっても、日本式の出題に対応するのが難しく、ギャップが生まれてしまうといいます。
海外ならではの学習ギャップをサポート
また、日本の中学校、高校での帰国子女入試枠の受験も、難易度が増しているといいます。「英語力も、求めるレベルが上がっています。中学生であれば英検二級は取得しておきたいところ。小学生でも英検準二級があった方が、受験に有利です」(水嶋さん)。
香港市進では、無料のオープンテストを年2回実施し、日本式学力テストで子供の状況を保護者に共有しています。
「『簡単な日本語だから』と親御さんが指導すると、どうしてもお子さんと激しい喧嘩になって、お子さんのやる気が失せてしまうケースが多いので、学習塾で学んでいくという形がご家庭にとってもいいのかなと思います」




まとめ
- 個別指導: 目標に応じた日本語ベースのカリキュラム。
- ギャップ解消: インター校と日本式の学習差をサポート。
- 受験対策: 帰国子女入試や英検の難易度上昇に対応。
- オープンテスト: 年2回、学力状況を無料で共有。
- 家庭支援: 保護者とも連携を図り、学ぶ環境を提供。