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【香港UPDATE】2025年5月13日

投資推広署(InvestHK)は5月8日、香港「グレート・エンターテインメント・グループ」が、韓国「マスト・インターナショナル」と新たな合弁会社を設立したと発表。5月21日からはシルク・ド・ソレイユ「Kooza」の公演を開始します。

Alipay+、GW中の決済上位は香港・日本

2025年ゴールデンウイーク(GW)期間中、訪日外国人旅行者の消費が大幅に増加し、Alipay+利用者の人気渡航先として第1位の香港に次ぎ、日本は第2位にランクインしました。Alipay+は、アントインターナショナルが開発したクロスボーダー決済ソリューションで、グローバルで約9,000万の加盟店が導入し、利用者は旅行先で自国の決済アプリをそのまま使用できます。GW期間中の決済額ランキングでは、香港、日本、マカオ、韓国、タイなどが上位に入りました。

日本国内では都市部だけでなく地方でも訪日旅行者の消費が活発化し、百貨店や家電量販店での決済が増加。特に福井県、和歌山県、群馬県でAlipay+の決済額が前年同期間比100%超の伸びを記録しました。(アントグループ発表

香港進出・投資拡大、4カ月で223社

2025年5月6日付の香港各紙によると、投資推広署(InvestHK)の劉凱旋署長は、1~4月に223社の企業が香港に進出または現地投資を拡大し、投資額は200億ドルを超え、4900人以上の雇用が創出されたと発表しました。前年比でほぼ100%の増加となり、上半期は投資が拡大すると予測されていますが、下半期は進捗が鈍化する可能性があるため、同署は企業誘致を強化する方針です。

また、インベスト香港は約170のファミリーオフィス設立を支援し、さらに約150が検討中で、年末までに200以上の設立を目指しています。中国本土企業の海外進出支援において香港は重要な拠点として注目を集めているといいます。(香港ポスト hkmn.jp

香港飲食チェーン半年で13企業閉業

近年、深センなどへ市民が出かけて消費する「北上消費」が常態化し、飲食店の経営に大きく影響を与えています。

2025年5月8日、香港発のお粥チェーン店「海皇粥店」が突然廃業を発表し、100人ほどの従業員が賃金や解雇補償金の未払いがあるとして政府労工処に支援を要請するといった騒動が起こっています。これで、香港では飲食チェーン店の閉業が13社目となりました。

今年1月に老舗粥店「羅富記」が経営者の高齢化を理由に閉業、次いでクロワッサンで人気のあったカフェ「八月堂」は2月に香港撤退。最近では、茶餐廳ブランド「金記氷室」など複数ブランドをチェーン展開する外食大手の金記餐飲集団が、先月 29 日に債権者から清算を申し立てられています。こちらは40店舗を展開していました。創業44年の大衆食堂「燉奶佬」も最後の店舗を5月 29 日に閉業します。

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この記事を書いた人

香港大好き20余年。マラソン超遅ランナー

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