新タクシー会社５社参入発表
政府は3月3日、タクシー運行会社5社がまもなく段階的に運行を開始すると発表しました。新タクシー会社は、「Joie樂行」「Syn Cab 星群的士」「Big Boss Taxi」「大黃蜂愛心車隊」「Amigo」の５社で、異なるコンセプトとサービスを提供します。例えば、「Joie樂行」はオレンジ色の車両で、ドライバーのサービス品質を確保するためスマートデジタル監視システムを導入。「Syn Cab 星群的士」はAI配車システムを採用し、香港大学と提携して運営しています。特に、アプリによるオンライン予約やオクトパスなどの電子決済の普及により、タクシーの利用がさらに簡単になりそうです。（香港政府発表）
八達通 日本でのアプリ決済が可能に
香港の電子マネー「八達通」が2025年第三四半期より日本でのQRコード決済サービスを開始すると発表しました。現地店舗でアプリを提示するだけで、為替手数料なしで直接港元支払いが完了します。これにより、円への両替手間が解消されます。サービス対象店舗は飲食店や小売店を中心に拡大予定で、日港の経済連携強化にもつながりそうです。また、アプリを通じてユーザー同士、または実際のカードに送金できる新機能を導入したいとの考えも発表しました。（rthk）
フォーブスが「香港の50人の富豪」を発表
2025年2月26日、フォーブス誌が「2025年 香港の50人の富豪」、いわゆる長者番付を発表しました。１位は、長江和記実業（CKハチソン・ホールディングス）の創業者の李嘉誠氏で、昨年に続いて連続首位。2位は大手でディベロッパーの恒基兆行地産（ヘンダーソンランド・ディベロップメント）創業者の李兆基氏、３位は大手ディベロッパーの新世界発展（ニューワールド・ディベロップメント）グループ総帥の鄭家純会長一族。香港の富豪トップ50人の純資産総額は昨年の2960億ドルから3010億ドルとわずかに増加しました。（ 2025 Hong Kong’s 50 Richest | Forbes ）
