香港ディズニーランドが開業以来最高純利益を達成
2024年度の業績発表によると、香港ディズニーランドは開業以来最高の純利益8億3800万ドルを達成しました。売上高は前年比54%増の88億ドル、EBITDAは23億ドルに達し、ゲスト一人当たりの消費額も28%上昇しました。来場者数は過去最高の770万人を記録し、非地元住民の増加が数字を牽引したとしています。昨年度は、香港特別行政区政府とウォルト・ディズニーからの融資返済も進み、2025年第1四半期で60%以上が返済されました。CEOのマイケル・モリアーティー氏は、2025年6月の20周年記念イベントで新たな体験を提供すると意気込みを語っています。
アメリカン・エキスプレスとAlipay、中国でのシームレス決済を実現
アメリカン・エキスプレスと中国のモバイル決済プラットフォーム「Alipay（アリペイ/支付宝）」が提携し、全てのアメリカン・エキスプレスカード会員がクレジットカードをAlipayのデジタルウォレットに連携できるようになりました。これにより、中国本土の数千万の加盟店でシームレスかつ安全な決済が可能になり、旅行者の決済体験が大幅に向上します。
この取り組みは、旅行者の決済を簡素化するだけでなく、現地の事業者にとっても海外からの新たな顧客獲得の機会を促進することが期待されています。アメリカン・エキスプレスのモハメッド・バディ氏は、「Alipayとの提携は、カード会員に中国での卓越した体験を提供する当社のコミットメントを前進させるものだ」と述べています。
香港の財政再建計画、公務員昇給凍結とAI投資強化
香港の財政長官陳茂波氏は、2025-2026年度の財政予算案を発表し、政府の財政再建を図るための強力な計画を提案しました。この計画には、公務員の昇給を凍結し、人工知能（AI）の発展を加速することが含まれています。特に、AIは新しい品質の生産性向上に役立つとされており、香港AI研究開発研究所を設立するための10億ドルが予算されました。
予算案では、今年の財政赤字は872億ドルに達すると予測されています。これに対処するため、政府は支出の厳格な管理と歳入の増加に重点を置いています。具体的には、2027/28年までに一般歳出を7%削減し、4月から公務員の昇給を凍結します。また、2026/27年度と2027/28年度には公務員の定員を年間2%削減し、2027年4月までに約1万人のポストが削減される見込みです。
（以上、提供：香港ポスト https://hkmn.jp）
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