信用できるのは現金だけ?
Insurance110の近藤です。
突然ですが「銀行に預けておけばお金は減ることはない」と考えていませんか?
実はその「常識」が、あなたの資産を静かに侵食しているかもしれません。
「現金信仰」の危険性
先日、ある香港在住のお客様からこんな相談を受けました。
「香港で資産運用したいのですが、日本にいる妻がどうしても納得してくれません。『お金を増やすなんて卑しいことは考えず、コツコツ貯めればいいじゃない』と全て銀行に預けてるだけなんです…」
確かに、日本は1990年代以降、デフレに苦しんできました。
過去30年の日本の消費者物価指数(CPI)は、年平均で0.3%程度とほぼ横ばい。
物価が変わらないので現金で持っておいても損することはなかったのです。
しかし時代は大きく変わりつつある
最新のニュースによれば、日銀は「国内の動向を見る限り、物価目標の実現が『目前に迫りつつある局面』だ」と述べています。
日銀が目指す2%の物価安定目標がついに実現する見通しとなったのです。
もし今後2%のインフレが続くと、1,000万円をただ置いておくだけでは5年後には904万円、10年後には817万円相当の価値になります。
これまでのようにただ銀行に預けているだけでは、あなたの資産価値はどんどん目減りしていくのです!
資産を守るシンプルな方法
では、どうすればいいのでしょうか?答えはシンプルです。
「インフレ率以上のリターンを得られる方法や場所に資産を置く」ことです。
基本的には「現金以外」で持っておくことが重要です。
例えば年4%程度のリターンが期待できる金融商品なら、2%のインフレ環境でも実質的に資産価値を守りながら増やすことができます。
香港だからこそできること
香港在住の日本人は、日本国内の投資家よりも多様な金融商品にアクセスできる特権があります。低税率環境も活かせば、インフレ対策としての資産運用はより効果的になります。
資産運用は特別な才能や膨大な知識が必要なものではありません。
「資産の置き場所を変えるだけ」の話です。この国際金融都市での滞在期間を、資産防衛のための知恵を身につける絶好の機会にしませんか?

リスクを分散しよう!
まとめ
- 現金だけでは資産価値が目減りする
- インフレで現金の実質価値が下がる
- 銀行預金は安全でも増えない
- 年4%リターンで資産を守れる
- 香港は多様な投資商品にアクセス可
- 資産の置き場所を変えるだけでOK
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