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【経済コラム】香港ライトレール 犬猫同伴プログラム実施

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香港ライトレール 犬猫同伴プログラム

5月1日から2カ月間試験的実施

香港の地下鉄を運営するMTR(港鐵)は5月1日より2か月間、ライトレール(輕鐵)で「犬猫同伴プログラム」を試験的に行うと発表しました。週末や祝祭日のみ飼い主がペットの犬や猫を連れてライトレールに乗車することができるようになります。このプログラムの実施にあたってはいくつかルールがあり、飼い主はそれらを順守する必要があります。

プログラムのルール

  • 飼い主は乗車する前に必ずペットをキャリーバッグに入れておくこと。
  • 乗車している途中でペットをキャリーバッグから出さないこと。(尻尾を出すのも不可)
  • バッグのサイズは3辺の合計が170㎝以下で、一番長い辺が130㎝以下に限る。
  • キャリーバッグ以外のキャスター付きバッグ、ペットカート等は乗車不可。
  • 各車両の後部ドアから乗り降りし、乗車中も各車両の後部エリアにいること。
  • 飼い主1人につきペット1匹のみ同伴乗車が可能。

キャリーバッグの規定サイズから分かるように、大型のペットは同伴できません。4月11日よりMTRのモバイルアプリ内e-Storeで「犬猫同行証(貓狗同行證)」が購入できるようになりますので、アプリ内で購入します。価格は99香港ドルで1か月間乗り放題です。MTRはこの試験プログラムを実施してみて、需要があれば今後プログラムの延長やエリア拡大も考えているとのことです。

導入の背景にペットフレンドリー社会

香港でペットの需要は年々増加し、ペット関連ビジネスも成長しています。従来にはなかった新たな商品やサービスも登場し、香港もペットフレンドリーな社会を目指しています。

(以上、H.S. Planning 2025年3月31日コラムより抜粋して転載)

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この記事を書いた人

広東語が好き、おうちで香港料理に挑戦中。

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