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【特集】不動産のプロに聞いた!タイプ別住まい探しのコツ

目次

現地採用者・カップルの物件探し

香港で暮らし始めるのは、駐在員ばかりではありません。現地採用者や、カップルのトレンドについて、こちらもまた、お客さまのご案内でお忙しい最中の、コネクス不動産のホシカ・ラファエルさんに伺いました。

現地採用者の予算感と住居エリア

香港で現地採用者が住まいを探す際の平均予算は約1~2万香港ドル前後です。シェアハウスなら尖沙咀で5,300香港ドル程度です。

1万ドル前後では都市部(尖沙咀~旺角、大角咀、香港島の銅鑼湾、湾仔、中環)が主な選択肢。香港島に比べ、物件の広さや新しさを求めるなら九龍側が優勢で、個々の優先順位でエリアが決まります。

郊外(沙田など)はファミリー向けが多く、却って1万ドル物件は少ないです。新界などの村は家賃安いですが、電力・電波が弱く、野良犬や独特のルールがデメリットで上級者向けです。

住居の特徴と課題

1万香港ドル前後の単身・カップル向け物件は、九龍側(尖沙咀など)が綺麗で手頃ですが、香港島(銅鑼湾など)は選択肢が多くても家賃が上がり、エレベーターなしだと1万ドル前後、エレベーター付きなら1万5千~1万6千ドルに。

安全性と物件チェックのポイント

安全面では、香港は事件に遭うケースは少ないです。ただ、空き巣などの盗難のリスクはゼロではありません。ほとんどの物件がオートロックだったり、管理人が24時間常駐するなど、管理されている物件ばかりです。それでも、各々、念のためドアの鍵などは用心してチェックしたほうがいいでしょう。

内見時には共用部の清潔さも要確認です。共用部が汚れている場合、管理会社の対応が悪いなど、防犯やトラブル対応に不安が残ります。例えば、ゴミが散乱している場合、害虫の発生リスクを示し、ビル全体の衛星に影響を及ぼします。

また、エアコンの動作状況や非常階段の位置もチェックポイント。お湯の確認は難しいですが、入居後の快適さを左右する要素なので、事前に可能な限り設備を点検することをお勧めします。

カップルやシェアハウスの契約形態

カップルが香港で住む場合、契約は片方だけでも可能ですが、両名で契約するケースもあります。両名契約のメリットは、光熱費を分担し住所証明が得られる点で、クレジットカード作成時に便利です。一方、シェアハウスでは、例えば5人入居なら全員が契約者になることが推奨され、誰かが抜けた際のリスクを防ぎます。

特に海外での住まいの安心は、最重要事項です。不安や疑問に思うことは、ぜひ担当者にご連絡ください。できるかぎり希望をかなえるよう、不安解消のサポートをします。

契約の落とし穴と注意点

香港の賃貸契約は通常1年固定で、途中解約は原則不可です。途中で日本に帰ることになる、などの場合は、借主が不利益になる場合があります。どんなに細かいことでも、契約書への記載漏れは「言った・言わない」のトラブルに繋がります。また、保証金の返還時期が書かれていない場合も危険で、過去には半年返還されない事例もありました(標準は7日~1ヶ月以内)。細かい条件をドキュメントに残すことが、安心して入居・退去するための基本です。

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エージェントのみなさん、ご協力ありがとうございました!

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この記事を書いた人

香港大好き20余年。マラソン超遅ランナー

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